NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

更改困難なWindows Server 2003を高い精度でセキュリティの脅威から守る「サーバー延命ソリューション」

Windows XPサポート終了での実績を生かした細やかなコンサルティングサービス

NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジ(以下:NTT-AT)は、マイクロソフトのサポート終了後でも、Windows Server 2003の脆弱性を狙った攻撃からリアルタイムに防御する「サーバー延命ソリューション」を5月20日から販売開始した。

OSサポート終了により、2015年7月以降、Windows Server 2003では未修正の脆弱性を狙った攻撃に無防備な状態になる。「脆弱性を狙った攻撃」とは、OSやアプリケーションが持つ欠陥を突く攻撃で、Windows Server 2003もサポート終了後には標的となる可能性が高い。しかし、サーバーという性質上、業務で不特定多数が利用するシステムであることから、サービスを停止することも外部からのアクセスを制限することも難しいため、対策が困難である。一方で、攻撃を受けた際には、サーバーの利用者にも広く被害が及ぶ可能性があるため、対策はより重要である。

NTT-ATでは、昨年Windows XPのサポート終了に向けて販売した「XP延命ソリューション」での導入実績を生かして、サーバーで提供されている社内システムなどへの影響を最小限とするコンサルティングサービスを「サーバー延命ソリューション」として提供開始した。自治体や企業など、数多くの導入実績を持ち、設計・導入・保守のそれぞれの段階において細やかな支援メニューを準備している。

「XP延命ソリューション」「サーバー延命ソリューション」ともに、NTT-ATが代理店を務める標的型攻撃対策ソフトウェア「FFR yarai」を活用したサービスである。

ソリューションの特長

1. サーバーに常駐して監視

サーバーごとの監視エージェント導入により、他システムへの影響はなし。

2. 攻撃経路を問わない防御性能

サーバー管理者の端末が踏み台となると、ゲートウェイ型のシステムでは攻撃の通信が通過しないため防御が困難。サーバー上で監視すれば、あらゆる経路の攻撃へも対応可能。

3. 検知方法は「振る舞い」を確認

攻撃コードにより発生する本来起こり得ない不自然な「振る舞い」を検知。このため、防御方法が確立していない「未知の脆弱性への攻撃」へも対応可能。

4. アクションを柔軟に変更

攻撃検知時のアクションを「監視モード」と「防御モード」から選択可能。テスト機がない場合も、監視モードで導入することで業務への影響を最小限に可能。

ターゲット

・対象のシステム規模が大きく、サポート終了までに更改が困難と思われる企業や自治体。

・予算確保までの暫定的な延命が必要な、中堅中小企業。

■価格

550,000円(税抜) から。

図1 「サーバー延命ソリューション」の概要
図1 「サーバー延命ソリューション」の概要
(クリックで拡大)

お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
TEL:0120-057-601
E-mail:

会社概要 NTT ソリューション 広告募集 ページ先頭へ
Copyright:(C) 2000-2017 BUSINESS COMMUNICATION All Rights Reserved. ※本サイトの掲載記事、コンテンツ等の無断転載を禁じます。