企業・サービスプロバイダーのネットワークを丸ごとSDN化するAnuta Networks 「NCX」 を取り扱い開始
NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジ(以下:NTT-AT)は、Anuta Networks, Inc.(アヌータ ネットワークス)が開発したSDN(※)を実現するソフトウェア「NCX」を販売開始した。
仮想サーバーの出現により、サーバー側の動的な変化にあわせてネットワーク側でも柔軟な設定が求められはじめ、SDNと呼ばれるソフトウェアによるネットワーク構成や機器の管理が注目されている。この情勢を受け、NTT-ATではネットワークをSDN化するソフトウェア「NCX」の取り扱いを開始した。本製品の大きな特長には、【マルチベンダー対応】【SDN非対応製品への対応】があり、データセンター、プロバイダーのコアネットワーク、企業のオフィス・ブランチ等、さまざまな規模や環境のネットワークにおいて、ネットワーク機器を買い替えることなく、ソフトウェアによるネットワーク管理・運用を実現できる。
※SDN(Software-Defined Network):ネットワークの構成、機能、性能などをソフトウェアの操作だけで動的に設定、変更できるネットワーク、あるいはそのためのコンセプト
仕組み
ネットワーク機器の設定をネットワーク上で提供するアプリケーション、あるいはサービス単位で分割・抽象化してポータルに登録し、使用するユーザー、あるいは部署単位で有効化を指示すると、本製品が実際の経路上のネットワーク機器に対して必要な設定を自動生成し、展開する。
特長
- サービス・アプリケーション単位でのネットワーク自動設計、管理、運用、監視。
- マルチベンダーのSDN対応/非SDN対応ネットワーク機器に利用可能。
- L2-L7すべてのレイヤーを仮想化、異なる機器にも同じ機能のネットワークを自動設定。
- サービスを抽象化した先進的なネットワークデザインツール。
- 各社クラウドオーケストレーションツール(複数の仮想マシンや仮想ネットワーク、仮想ストレージ等から構成されるシステムの基盤全体を設定含めて一度に構築するツール)との連携。
- VLAN、VXLAN、プール化されたアプライアンス等のネットワーク上のリソース管理。
- 生成したネットワーク単位での管理、運用。
導入のメリット
- オペレーターのミスによるトラブル回避。
- ネットワーク管理・運用コストの削減。
- サービス・アプリケーション単位でのモニタリング。
◆ターゲット
- サービスプロバイダー、データセンター運用会社。
- 中〜大企業(複数拠点を持ち、ネットワーク上で社内サービス等を提供している企業)。
◆価格
構成により異なるため、お問い合わせください。
お問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社TEL:0120-057-601
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