NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション
USBメモリの煩雑な利用管理を効率化しつつ、情報漏えいを防ぐ

Crossway®/データブリッジ」を予約受付開始

NTTソフトウェア

NTTソフトウェアは、異なるネットワーク間の端末同士でも安全にデータの受け渡しを実現する「Crossway(クロスウェイ)/データブリッジ(以下、本製品)」の予約受付を2014年12月15日より開始した。

背景

顧客情報などの重要な情報は外部に持ち出しができないよう厳格に管理されているが、業務により、セキュリティ対策上あえてネットワークを介して相互に接続していない異なる端末でデータの受け渡しを行わなければならない場合がある。このような場合、従来からUSBメモリなどが使われているが、大量のデータを手軽に持ち運べる反面、紛失や作業者の不正行為による情報漏えい事故・事件も相次いでおり、企業の信用を失墜する危険もはらんでいる。そのため、先進的なセキュリティ対策を実施している企業では外部記憶媒体の厳格な利用管理を行っているが、本製品はこれを効率化し、かつ不正なデータ持ち出しを防ぐために開発された(図1)。

図1 外部記録媒体を利用したデータ受け渡しの手順に対する比較
図1 外部記録媒体を利用したデータ受け渡しの手順に対する比較(クリックで拡大)

概要と特長

「送信」と「受信」の2つのUSBポートを備え、送信端末から入力されるデータを特殊な技術でフィルタリングし、安全に受け渡しを行う。

不正利用を防ぐための機能を搭載

不正利用を防ぐためにユーザや端末の利用制限や、送信可能なファイル種別の制限が可能。また、転送するデータ量の制限も可能なため、悪意のある大量データの転送を未然に防ぐこともできる。

データ受け渡し時のログ記録による監査対応の実現

いつ・誰が・どの端末からどの端末へ・どのようなデータを送ったかを自動的に記録することから、監査時の証跡の一部とすることも可能。

受け渡しデータの自動削除による持ち出しリスク軽減

本製品からのUSBケーブルの抜去、もしくは、電源オフすると同時に受け渡しデータが自動的に削除され、復元することはできなくなる。これにより返却時のデータ削除の手間が省けると同時に、紛失や悪意を持ったデータの持ち出しを防止する。

情報漏えい対策ソフトウェアとの連携でセキュリティポリシーが厳格な企業での利用を促進

アルプス システム インテグレーション株式会社の外部記録媒体へのアクセスを規制する情報漏えい対策シリーズInterSafe ILPのデバイス制御ソフトウェア「InterSafe DeviceControl」がインストールされた環境での利用も可能。

図2 Crossway/データブリッジの接続イメージ(左)と本体(右)
図2 Crossway/データブリッジの接続イメージ(左)と本体(右)(クリックで拡大)

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
ネットワーク事業部
担当:阿部/相良
TEL:03-5347-8026

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