NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

ショートメッセージのセキュリティ対策やOffice 365連携を実現
“国内初”シンクライアント化で安全にスマートフォンを利用可能
「ProgOffice Ver.3.5」販売開始

NTTソフトウェア

NTTソフトウェア株式会社は、ショートメッセージサービス(以下、SMS)の内容や個人情報を端末に残さない*1だけでなく(国内初)、Office 365などと連携することで安全にスマートフォンを利用できる「ProgOffice Ver.3.5(プログオフィス)」を2015年6月2日に販売開始した。

ProgOfficeでは、スマートフォンにデータを残さず利用できる機能の範囲を、従来の電話帳、通話履歴、電子メール*2に加え、ほか、本バージョンからは、SMSやクラウドサービス(Office 365、Google Apps、ドコモメール)のメールにも広げた。これにより、端末に情報が一切残らないシンクライアント状態を実現し、多様なコミュニケーションを安全に利用可能にした。

また、Office 365やGoogle Apps上のユーザ情報をProgOfficeの「電話帳」と同期をとり、エンドユーザはビジネスにおいて安全に利用できる。運用者もそれらのユーザ情報を一元的に管理できることから、運用負担の軽減と効率化を図ることができる。

背景

ビジネスにおけるモバイル利用が進み、スマートフォンのさまざまな機能がビジネスでの意思伝達に活用されている。その中でProgOfficeは、電話帳、通話履歴、電子メールを端末に残さないソリューションとして、数多くの企業に導入されてきた。一方で、SMSやクラウドサービスでのメールといった他のコミュニケーション手段のビジネス利用が増えている。端末を紛失した際のこれらの情報漏えいが企業の新たな課題になっており、対策が急務とされていた。そこでProgOfficeは、SMSや企業向けクラウドサービス利用時のセキュリティ強化機能を追加した。

特長

(1)国内初、端末に情報を残さずSMSを利用

SMSでもメッセージ本文を端末に残さず安全に利用できる。ProgOfficeの「電話帳」を利用することで端末自体のアドレス帳に登録せずに連絡先を確認できるため、スマートフォン紛失時の情報漏えいの心配はない。

(2)端末に情報を残さずクラウドのメールサービスを利用

クラウドサービス(Office 365、Google Apps、ドコモメール)のメールであっても、端末に本文を残さず安全に利用できる。送信メールへの写真添付、受信メールの添付ファイル閲覧(テキスト、画像、PDF、MicrosoftWord、Excel、PowerPoint)も可能。

(3)クラウドサービス連携と回線選択サービス番号の自動付与でコスト削減

既にクラウドサービスを利用しているユーザは、新たにProgOfficeの「電話帳」に連絡先を手作業で登録する必要がない。クラウドサービスのユーザ情報と同期をとることで、即時利用が可能。また、運用者もユーザ情報をクラウドサービス上で一元的に管理できることから、運用負担軽減と効率化が見込まれる。

その他、あらかじめ設定した回線選択サービスの番号を、電話発信する際に自動付与することができる機能などを実装。ユーザは意識することなく、最適な回線選択によるコスト削減を実現する。(特許申請中)

【価格】
1ライセンス 定価3,600円〜/年
(税抜き、100ユーザ提供)

*1:Android OSを搭載した端末が対象。

*2:自社内で構築したメールサーバで運用されているメールが対象。

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
ビジネスソリューション事業部
担当:青山/益野
TEL:045-212-8190

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