ホーム >  びじねす玉手箱 >  2015年12月号 > NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジ（以下、NTT-AT）は、音響製品ブランド「R-Talk」のラインアップの一つとして、高騒音対応ヘッドセットマイク「R-Talk HS310」を2015年12月末より販売開始する（図1）。

本製品に搭載された雑音抑圧処理により、工事現場などの100dB近い騒音環境においてもマイクに入る音をオフィス相当の騒音レベルに低減することにより、クリアな会話を実現する。

R-Talk HS310の特長

◆100dBの騒音下でもクリアな会話を実現

• 3つのマイクを搭載し、利用者の声と周囲雑音が混在する中から周囲雑音のみを抑圧
• 口元のマイクの装着位置がずれてもクリアな音声の集音が可能
• 聞き取りやすいカナル型イヤホンを採用

◆装着性のよいデザイン

• ヘッドセットはヘルメットやメガネと干渉しにくいデザイン（図2）
• 本体装置は胸ポケットや腰に装着可能

◆通信機器との接続が多彩

• 通信機器との接続は、有線でもBluetoothでも可能。無線機やスマートフォンと接続した利用ができる

◆厳しい環境下でも活用可能

• 防塵、防沫機能（IP54規格）

利用シーン

• 工場、工事現場、アミューズメント施設など騒音環境下におけるコミュニケーション
• コールセンターなど、周囲の雑音を気にせず会話に集中したいシーンに
• 高騒音環境下での音声入力による作業記録の作成

今後の展開

騒音が発生する作業現場における円滑なコミュニケーションの実現に向けて販売開始に先駆け三菱重工業株式会社において本製品の試用を開始した。

NTT-ATでは、今後音声認識ソフトとのパッケージ化を予定しており、製造・保守、建設、防犯・警備、アミューズメント、介護・医療、コールセンター分野を中心に展開する。