2020年10月29日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は「ソーシャルデザイン推進室」を新設した。目的は社会全体を俯瞰し、生活者視点を大切にしながら、社外と積極的に連携し、既存の業界にとらわれることのない業際領域における社会システムを構築することだ。以下、ソーシャルデザイン推進室の活動を紹介する。
株式会社NTTデータ ソーシャルデザイン推進室 室長村山 智文氏
NTTデータは“Smarter Society Vision 2021”を掲げ、生活者視点を軸に、社会全体の新しい「しくみ」や「価値」をデザインすることで、生活者一人ひとりの幸せと社会の豊かさを実現する“Smarter Society”を、お客様とともに目指す。
国庫金キャッシュレスサービスは、ソーシャルデザイン推進室の活動のなかで、生活者の視点に立った利便性の高い社会システムの実現をめざし、生まれたサービスである。各省庁の窓口申請において、クレジットカードや交通系ICカード等による決済を可能とする国内初のサービスとして、第三公共事業部やカード&ペイメント事業部といった社内部署と連携し、企画検討された。以下、サービスの概要を紹介する。
世界を取り巻く環境の変化が進み、解決すべき社会課題がより複雑化していく中、生活者の潜在的なニーズを汲み取り、一人一人の人間が中心となる社会を実現していくことが求められている。社会課題に直面する生活者の声に立脚した、ソーシャルデザイン推進室のサービス創出の取り組みについて紹介する。
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