NTTコミュニケーションズ

データ利活用ソリューション

秘密分散・計算技術、秘匿化技術による安心のデータ流通プラットフォームで企業のデジタルトランスフォーメーションに貢献

(2018年11月号掲載)

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、お客さまと共にデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を実現します。その大きな鍵が「デジタルデータの利活用」です。企業や個人の行動をデータからインフォメーション、さらにはインテリジェンスへと進化させるために、データを安心して預けられる「データ流通プラットフォーム」を実現するのが秘密分散・計算技術と秘匿化技術です。

NTT Comのデータ流通プラットフォームを支える
秘密分散・計算、秘匿化技術

お客さまがDXの実現に向けて、デジタルデータを利活用する際のプロセス(収集、蓄積、分析など)では、不正アクセスや内部不正によるデータの持ち出しなど、多岐に渡る情報セキュリティリスクが存在します。これらは、DXを実現するうえで大きな障壁になります。
その解決策としてNTT Comでは、蓄積や分析プロセスにおいて、データを複数のデータセンタやクラウドに分散されたサーバーに暗号化し分散して保存する「秘密分散」技術、同技術で分散されたデータを暗号化のまま分析する「秘密計算」技術、データ利活用時に個人情報など重要なデータの秘匿、保護を目的とした「秘匿化」技術を、NTTセキュアプラットフォーム研究所の研究開発成果を活用して、データをセキュアに蓄積・活用するための技術開発を進めています。これらの開発技術とNTT Comが提供する各種サービスを組み合わせた3つの特長(柔軟なアーキテクチャー、豊富な機能のラインアップ、安心のセキュリティ・マネージドサービス)を持つ「データ流通プラットフォーム」を提供していきます。

提供元の異なる複数の企業データ(企業A〜D)を お互いに開示することなく横断的に統計分析
提供元の異なる複数の企業データ(企業A〜D)を お互いに開示することなく横断的に統計分析

データ流通プラットフォームの今後の展開

NTT Comは、お客さまが安心して活用いただける「データ流通プラットフォーム」提供に向け、秘密分散・計算、秘匿化技術を用いたデータ利活用システム全体を柔軟・迅速に、構築・運用できる機能を拡充し、お客さまにとっての「DX Enabler」としてお客さまに寄り添い、共にDXを実現していきながら、新たなビジネス創出に向けた取り組みを一層進めていきます。

NTTコミュニケーションズ
ソリューションサービス部
番号制度推進タスクフォース
【後列左から】古屋 渉、担当課長 櫻井 陽一、主査 片寄 雅雄
【前列左から】釘宮 大輔田中 哲士泉 博明

お客さまの「ビジネス変革」「ビジネス創出」を下支えするDX実現に向け、データ利活用を安全に行うための「データ流通プラットフォーム」のキーとなる秘密分散、計算、秘匿化技術の開発により貢献してまいります。

お問合せ先

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NTTコミュニケーションズ株式会社 ソリューションサービス部
E-mail:kikaku-ss@ntt.com