NTTデータ

Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)

ソーシャルメディア情報の高度な活用を支援する「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」

(2020年6月号掲載)

NTTデータは、2012年9月に締結した米Twitter社とのFirehose契約に基づき、アジアで唯一全量・全言語のTweetデータをリアルタイムに受領し、Twitter社の公開APIよりも大量・高度・高付加価値なTweetデータを提供可能なサービスプラットフォームを構築。このプラットフォームを基軸に、最上位のTwitter Official Data Partnerとして、ユーザー企業様におけるソーシャルメディア情報の活用を支援する 「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」を提供しています。マーケティングやトレンド分析、リスクモニタリングなどを含め、幅広い領域でのソーシャルメディア情報の活用ニーズが増大している現在、本サービスは各方面で注目を集めています。

Twitterデータを活用した3層からなる高付加価値のインテグレーションサービスを提供

NTTデータは、Twitterデータを中心とするビッグデータ活用を推進するプラットフォームを基盤に、ユーザー企業様の高度なソーシャルメディア情報の活用を支援する「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」(https://nttdata-nazuki.jp/)を提供しています。本サービスは全量Tweetデータの提供に加え、様々なサービス提供パートナーと協業を行っています(図1)。

図1 「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」の全体像

Twitterデータは、お客様のニーズに応じて直接個別に提供することも可能です。現在、NTTデータが蓄積しているTwitterデータを活用し、次の3層からなるメニューのサービスを提供しています。

①全量データの収集/蓄積:「Twitterデータ提供サービス」

②Twitter情報の可視化:「リアルタイムモニタリングサービス」、「なずきのおと」

③データ分析サービス/開発支援:「個別分析」、「Ads向け分析」などの分析および、データ活用システム開発の支援

さらに付帯するサービスラインナップとして、全量Tweetデータを活用した各種ランキングデータ提供や解析業務に役立つ要素技術等を用意しています。以下では、①と②のサービスについて、特長を中心に紹介します。

Twitter Official Data Partnerならではの「Twitter提供サービス」

NTTデータの「Twitterデータ提供サービス」の最大の特長・強みは、米Twitter社から全量Tweetデータをリアルタイムに受領していることで、お客様に下記のメリットを提供できる点です。

1.取得したい最新のTweetデータを「リアルタイムに全量取得」可能です。

2.過去のTweetデータを「全量」取得可能です。

3.「Twitter社が公式に取得を認めたデータ」として利用可能です。Twitter社の提供する公開APIはTwitter分析サービスといった商用サービスでの活用が禁止されていますが、NTTデータが提供するTwitterデータを用いることで、商用利用も可能となります。

Twitterデータの提供方式として、お客様が自由にデータを抽出できるAPIサービス(リアルタイムデータ提供API:サンプルホース/フィルターホースと、過去データ提供API:リアルタイムサーチ/ヒストリカルサーチ)に加え、お客様のニーズに応じてNTTデータが蓄積している過去のTweetデータ(2006年〜)から抽出・提供する個別データ提供の計5つのサービスメニューを用意しています。

Twitter情報などを可視化するソーシャルリスニングサービス

Twitter全量データに加え、ニュースやブログ、社内データも対象とした分析・可視化を行う「なずきのおと」と、設定したキーワードが含まれるTweetをリアルタイムに収集・可視化する「リアルタイムモニタリングサービス」の2つのソリューションを提供しています。

「なずきのおと」は、NTTデータが独自に開発した「なずきエンジン」を言語解析のコアとして、Twitter全量データを含む各種情報を収集・整理し商品・サービスに対する評判を可視化するSaaS型マーケティングリサーチサービスです(https://nazuki-oto.com/main/)。インターネット上にある情報(Twitter/ブログ/ニュース)を収集して話題把握/評判分析が行えるほか、お客様側が保有する各種手持ちデータの分析や、さらには両社のクロス分析を行うことで、プロアクティブなアクションの立案をサポートします。主な特長として、以下の4点が挙げられます。

①Twitter/ブログ/ニュースから関連情報を自動取得し、分析可能

②企業内で保有するデータの掛け合わせ集計も可能

③サクサク動作し、分かりやすいユーザーインタフェースでストレスなく利用可能

④全量Tweetデータを抜け漏れなくリアルタ閲覧可能な機能も用意

データ提供サービスを活用したデータ分析基盤構築事例

お客様の生の声や、個人の行動データの利活用に関するニーズの増大に伴い、「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」の活用が、データ分析を含め幅広い領域で拡大しています。最後に、数多くの導入事例の中から一例として、データ提供サービスを活用したデータ分析基盤の構築例を紹介します(図2)。

図2 Twitterデータを活用したデータ分析基盤構築例

本事例は、TwitterデータとNTTデータ独自の高精度な日本語解析エンジン「なずきSA」などのアナリティクスモジュール群に加え、他の外部データを統合したBIシステムの基盤を構築した例です。NTTデータとお客様がお持ちの分析モジュールとの組み合わせも可能です。このデータ分析基盤を用いて、災害検知、商品ブランド分析、TV/POS/物流/気象情報等との統合分析などに利用することができます。

NTTデータ ITサービス・ぺイメント事業本部 SDDX事業部 マーケティングデザイン統括部 デジタルマーケティング担当

吉田 亜理沙
「アジアで唯一全量Tweetデータを扱えるNTTデータだからこそご提供できる様々な価値をご提案させていただきます!」
佐藤 友美
「世の中のナマの声をリアルタイムに分析したいという方はぜひお問い合わせください!」
徳永 眞子
「Twitterデータの活用を検討される際は、ぜひNTTデータにご相談ください!」

お問合せ先

株式会社NTTデータ ITサービス・ぺイメント事業本部 SDDX事業部 デジタルマーケティング担当
https://nttdata-nazuki.jp/ E-mail:nazuki-support@am.nttdata.co.jp
Tel:050-5546-9092(代表)