業務ナビゲーションツール 「BizFront®/SmartUI」がパワーアップ！ NTT研究所の最新技術を搭載

業務ナビゲーションツール「BizFront/SmartUI」とは

業務システムの操作方法を指示・補助する表示を行い、操作量の削減や操作ミスの低減・操作品質の統一を図る“業務ナビゲーション”。「BizFront/SmartUI」は、NTTアクセスサービスシステム研究所の「UI拡張技術」を活用した業務ナビゲーションツールです。既存Web業務システムを改修せずに、既存システムの画面上にオーバーレイ表示（位置を重ねて表示）することにより、迅速に利便性の向上を実現します。2019年7月の発売以降、業界を問わず、累計800ライセンス以上を販売し、多くの方々にご利用いただいています。

指示や補助の仕方は様々です。例えば、操作手順を示す操作ガイド機能や、入力不備を指摘する入力チェック機能、定型的なテキスト入力を選択肢化し複数項目まとめて自動入力する入力省力化機能のほか、過去の入力履歴を保持する機能、入力状況に応じた注意事項を表示する機能などが付与できます。

2021年4月より提供開始した新バーションでは、異なるWebシステム間で情報連携しながら横断的にナビゲーションを行うことが可能となりました。これにより、複数のWebシステムに跨る業務の処理もスムーズになり、さらなる業務効率化が図れます。

新しい「BizFront/SmartUI」でできること

従業員が引っ越した際に、企業によっては複数のシステムに対して住所変更などの入力作業を行う必要があります。どのシステムに入力すべきか、場合によっては入力内容が異なることも少なくありません。

このような場合、従来は申請システムごとにマニュアルを参照しながら処理していましたが、新バージョンの「BizFront/SmartUI」では、一連の業務プロセスの手順に則って自動的に画面に操作ガイドが表示される（画面表示内容に応じて動的にメッセージを出し分ける）ため、申請システムごとにマニュアルを参照せずにすべての変更手続きをスムーズに行うことができます。

同時に、システムを跨った情報転記も可能となりました。住所欄や電話番号欄への入力規則は、全角半角の文字種やハイフンの有無など、システムにより異なります。新バージョンでは、システムごとの入力規則の違いを予め設定しておくことにより、1回の入力で複数Webシステムへの転記を可能とし、手動転記ミスや手間を無くします。

福利厚生に関わる申請などは、氏名や住所といった同じような情報を複数のシステムに登録させることが多くあります。加えて、年に数回しか行わない作業のため忘れやすく、マニュアル整備や問合せ対応に手間を取られることも発生しやすいはずです。新しい「BizFront/SmartUI」はこのようなケースでも、システムを跨いで包括的に支援できます。

クライアントサイド情報連携技術

前述のような、異なるWebシステム間での情報転記には、一般的にはシステム間のAPI連携やデータベース接続が必要ですが、新しい「BizFront/SmartUI」はNTT研究所の「クライアントサイド情報連携技術」を搭載したことで、手軽な情報連携を可能にしました。

「クライアントサイド情報連携技術」とは、Web システム間で連携したい情報をWeb システム画面（クライアントサイド）に蓄積することで、最初に情報を入力したシステム以外にも、同じ情報を展開する技術です。サーバー同士の接続が不要になるため、システム利用者が手元で簡単に情報連携の設定を行うことができるようになります。

この技術を搭載したことで、サーバーの異なる複数のWebシステムを横断するナビゲーションを手軽に作成することが可能になったのです。

「BizFront/SmartUI」の様々なユースケース

このように、「BizFront/SmartUI」は、業務プロセス中の細かなつまずきを抑止し、日々の業務の質を向上させることが可能です。業界を問わず、様々な業務でご利用いただけます。

● 新システムの習熟支援に

● 新メンバーのオンボーディングに

● 頻度の低い業務の備忘に

● 稟議書の入力統制に

● マニュアルレス化に

● システムを跨る入力業務の効率化に

● RPA化が難しい業務へのきめ細やかな支援に

● システム管理者への問合せ抑制に

システムのどこにどのような機能を付与するか、その応用は無限大です。無料トライアルプログラムをご用意しておりますので、「BizFront/SmartUI」の便利さ・手軽さを是非ご体験ください。