NTTデータとサーバーワークスがAWS導入を中心とする協業を開始
AWSプレミアコンサルティングパートナーの2社によりAWS試行導入から本格展開まで一貫して対応可能に
NTTデータは2017年11月22日、株式会社サーバーワークス(以下、サーバーワークス)と、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)を中心としたクラウド分野においてに協業を開始すると発表した。
企業がAWSを導入する際、試験的な導入により安定運用を確認してから本格的な導入を検討することが多い。このとき試験導入ではスピード、本格導入では堅牢性が重視される。今回の協業は、両社のノウハウを活用することにより、迅速な試験導入から本格展開まで一貫して対応し、企業のクラウド導入支援を加速することが目的だ。
NTTデータはAWS上で高信頼・高セキュリティー性が求められる多様なエンタープライズシステムを構築・運用してきた実績を持つ。一方でサーバーワークスは、590社、3600プロジェクト(2017年11月現在)のAWS導入実績を持つ。そして両社ともに、AWSの認定資格であるAPNプレミアコンサルティングパートナー注に選ばれている。
NTTデータは、今回のサーバーワークスとの協業によりおAWSを始めとするクラウド導入支援を加速し、3年後に50億円の売り上げを目指すとしている。
協業の概要
両社が持つノウハウの共有と人材交流を行う。
またエンタープライズシステムで重要となる性能監視や障害監視が含まれたManaged Service Provider(MSP)基盤とSIを組み合わせたマネージドサービスを提供する。これにより運用負担軽減、24時間365日の監視、運用支援の強化を実現する。
- 注 APNプレミアコンサルティングパートナー:「アマゾンのクラウドを活用したコンサルティング、ソフトウェア提案を支援するパートナー制度」であるAPN(AWS Partner Network)の中でも、世界的にトップレベルであると認定されたパートナーのこと。1年に1度、認定パートナーが公表される。
現在の日本のパートナー一覧→ https://aws.amazon.com/jp/solutions/solution-providers-japan/
NTTデータによるニュースリリース
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2017/112200.html