第一興商とNTT Comが新たなスポーツ観戦スタイル「グループビューイング」の共同実証実験

カラオケルームを活用し、仲間と喜びや感動を共有する空間を創造

NTTコミュニケーションズ, 株式会社第一興商 2017年11月16日

第一興商とNTT Comは2017年11月より、NTT ComがICT基盤を提供している第一興商のカラオケルーム ビッグエコーを活用し、ファンが集まり一緒に観戦する「グループビューイング」の共同実証実験を行っている。

ホームスタジアムなどのスクリーンに映して観戦するパブリックビューイングが広まっているものの、仕事や遠方に住んでいる等の理由により試合を観戦できないファンも数多くいる。そのため両社は、企業の働き方改革・生産性向上に向けた取り組みとして、ビッグエコーのカラオケルームをワークスペースとして開放する共同実証実験を実施した。その結果を踏まえ、新サービス「ビジネスプラン」を首都圏の店舗で今年4月より開始し、9月からは導入店舗を全国の主要ビジネスエリアに拡大している。こうした取り組みを踏まえた検討が、今回の「グループビューイング」に関する実証実験につながった。

 

実証実験の概要

 

NTT Comが第一興商の業務用通信カラオケDAM用に提供しているネットワークを活用し、Perform Groupが提供するスポーツ・チャンネル「DAZN(ダ・ゾーン)」で配信される試合中継を大画面モニターに投影することで、ビッグエコーのパーティールームを「グループビューイング」のスペースとして提供する。

第1弾は、Jリーグ J2に所属するカマタマーレ讃岐のファンや、首都圏在住の香川県出身者が集まり、2017年シーズン最終戦を観戦するイベントであった。

 

今後の展開について

両社は引き続き実証実験を実施し、そこから得られるノウハウや技術的な課題をもとに、「グループビューイング」の拡大に向けた共同検討を進め、カラオケルームとスポーツチャネルを融合した新たなサービスメニュー化を目指す。

 

NTT Comによるニュースリリース
http://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2017/1116.html