NTT東日本とアースアイズが、AI搭載カメラが万引きを検知する「AIガードマン」を6月下旬から提供

東日本電信電話（以下、NTT東日本）と行動検知AIを活用した防犯システムを提供するアースアイズは5月28日、6月下旬からAIカメラを活用した小売店舗向け万引き防止AIサービス「AIガードマン」を提供すると発表した。

本サービスでは不審行動を検知できるAIを搭載したカメラが自律的に映像を解析し、AIクラウドから店員が持つスマートフォンに検知場所や静止画などの検知情報を通知。通知を受けた店員が不審者に声がけすることで、万引き防止に活用できる。しかも人間の代わりに「AIガードマン」が不審行動を監視することで効率的な声掛けが可能となる。

最新型のAIカメラはアースアイズの従来のAIカメラと比較して検知エリアが約3倍に拡大したため、少ない台数で必要範囲をカバーできるようになった。検知映像はオンラインストレージに保管されるため、店舗にサーバやレコーダーを設置する必要がない。

なお、AIが不審行動を検知するために必要なパターンファイルは、アースアイズが保有する過去の膨大な消費者行動データをもとに作成されている。AIクラウドのパターンファイルを更新すれば、新たな万引きの手口の出現や、顧客層の変化により不審行動が変化しても対応できる。

詳細はNTT東日本によるニュースリリースを参照
http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20180528_01.html