ジュニパーネットワークス

「Contrail Enterprise Multicloud」

マルチクラウド環境のすべてをセキュアに統合運用するオープン志向の切り札

(2018年8月号掲載)

Interop Tokyo2018において「Best of Show Award」を複数部門で受賞したジュニパーネットワークス。うち「MX10008 5Gユニバーサルルーティングプラットフォーム」と「Contrail Enterprise Multicloud」の2製品がグランプリを受賞しました。特に、クラウドコンピューティング部門グランプリを受賞した「Contrail Enterprise Multicloud」は、マルチクラウド環境での仮想マシン、コンテナ、ベアメタル、パブリッククラウドを1つのコントローラで統合的に自動化・シンプル化する革新的な製品として、注目を集めました。

通信事業者向けIT インフラ基盤として数多くの導入実績を持つ「Contrail Networking」の 拡張版

ジュニパーネットワークスが提供する「Contrail Networking」は、クラウド事業者やテレコクラウドのIT基盤として、豊富な導入実績を誇っています。市場で高い評価を得ている主な要因としては、OpenStackベースのSDN(Software-Defined Networking)プラットフォームである「Contrail」をSDNコントローラーとして利用し、オーバーレイに特化したネットワークの構成管理を行う「Contrail Networking」は、オープンで信頼性が高く、スケーラビリティとパフォーマンスに優れ、なおかつ運用管理性にも優れていることがあげられます。
「Contrail Networking」を企業向けにも活用可能にチューンしつつ、クラウド基盤およびネットワークの可視化ツール「AppFormix」を搭載した統合ITインフラ基盤プラットフォームとして、機械学習と高度な自動化機能を用いてネットワークを制御するインテントベースネットワーキング技術を実装しました。オーバーレイに加えて、アンダーレイの管理も可能とし、マルチデータセンター(DC)/マルチクラウドへの拡張を容易に実現する唯一のオープンプラットフォームが、「Contrail Enterprise Multicloud」です。

1つのGUIツールですべてのクラウド管理を可能にする「Contrail Enterprise Multicloud」

デジタルトランスフォーメーションの流れの中で、企業のITインフラは、ハイブリッドクラウドやマルチクラウド化のニーズが増大しています。しかし一方で、運用を含めたマルチクラウド環境のコスト最適化とセキュリティを含めたガバナンス上の課題が指摘されています。
「Contrail Enterprise Multicloud」は、こういった企業ユーザーが抱える課題やお悩みを解決する唯一のソリューションといえます。高信頼で拡張性に優れ、しかもシステム自身が状況を自動で判断してネットワークの設定や制御を行う自律型運用によるシンプル化を実現するプラットフォームです。

最大の特長は図1に示したように、マルチベンダーに対応し、マルチクラウド環境におけるアンダーレイとオーバーレイのネットワーク構成を一元管理するのに加え、プライベートクラウドとパブリッククラウドにまたがってオーバーレイのネットワークポリシーを統合的に運用できる点です。マルチクラウド環境における仮想マシン、コンテナ、ベアメタル、パブリッククラウド、さらにはアンダーレイとオーバーレイネットワークを含めて、統一された1つのGUIで運用することができます。

図1 「Contrail Enterprise Multicloud」の利点

インテントベースの可視化・分析に加え、一貫したセキュリティポリシーを異なる環境に適用可能

「Contrail Enterprise Multicloud」では、統合した「AppFormix」により、物理/仮想環境の可視化と分析が可能です。ネットワークデバイス、クラウドインフラ、アプリケーションパフォーマンスなど、リアルタイムの監視機能とインテントベースの分析機能により、問題の予測、アラート、修復をリアルタイムで実行することができます。特にネットワークデバイスについては、テレメトリを活用したリアルタイムの可視化と予兆検知・分析を行い、壊れる前にアラートを出して注意喚起しています。テレメトリを活用することで、マイクロバースト(スパイク)をも検知することができます。

さらに、「Contrail Security」のセキュリティポリシーフレームワークを活用し、個別設定していたセキュリティポリシーを、同一ポリシーで異なる環境に適用することができます。また、「Contrail Enterprise Multicloud」にはKubernetes やOpenShiftと連携することが可能になるため、コンテナ化されたワークロードにも同じポリシーが適用されます。これによりマイクロセグメンテーションセキュリティの実現が可能になります。

以上、ジュニパーネットワークスが提供する企業向けの革新的なオープンプラットフォーム「Contrail Enterprise Multicloud」を紹介しました。弊社では、「Contrail Enterprise Multicloud」によって、図2に示すような5ステップの段階的な拡張も可能であると考えています。

図2 段階的拡張も可能にする「Contrail Enterprise Multicloud」

ジュニパーネットワークス株式会社
【左】技術統括本部 テクニカルビジネス推進本部長
上田 昌広
「“Contrail Enterprise Multicloud” は、マルチクラウド環境のオーケストレーションと可視化・分析・自動化のクローズドループに加え、アプリケーションセキュリティの強化を実現するオープンプラットフォームです。これにより、マルチクラウド化にあたっての課題解決に貢献したいと思います。」
【右】シニアプロダクトマーケティングマネージャー
塚本 広海
「“Contrail Enterprise Multicloud” は、ベンダーニュートラルなプラットフォームであり、さまざまな環境でご利用いただけます。お客様は不必要なベンダーロックインから解放され、セキュアで自動化されたマルチクラウド環境に移行できます。」

お問合せ先

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