NTTアドバンステクノロジ

「WinActor®」

手元の作業もクラウドシフトも! WinActor®なら現場主導でどんどん進む “かゆいところに手が届くDX”を実現

(2024年9月号掲載)

ビジネスを取巻く環境は急激に変化しています。人手不足、人件費・材料費の高騰、多様な人材・多様な働き方への対応など課題は山積みです。さらに、IT環境もクラウドシフトやAIの活用など日々変化しています。
変化に適応しながら企業が成長するためにDXによる業務変革は急務になっています。一方、何から着手すればよいか悩みを抱える経営者も少なくありません。
NTTアドバンステクノロジの開発するRPAツール「WinActor」は、国内の導入社数8,000社を突破しました。
ノーコードで使いやすく、日本企業ならではの細かなルールにもフィットする柔軟なDX実現します。

DXの第一歩を始められるツール

デジタル化やDX推進の必要性を感じていても、IT人材不足に悩んでいたり、何から始めたらいいかわからないと考える経営者も少なくありません。WinActorはパソコン1台から業務自動化をスタートできます。8,000社の自動化を実現してきたWinActorだから、手元の単純作業から大規模なシステム間連携まで幅広く利用可能です。本記事ではその幅広い活用方法の一部を紹介します。

 

いろいろなITツールを導入したけど、
なぜか非効率?

便利なITツールを導入して、スマートな働き方を実現!と思ったのに、取引先ごとに様式や条件が違っていて、結局、人がデータ入力しているというケースも少なくありません。効果的なDXのためにルールや様式を統一することは重要ですが、関係者と合意形成を図りルールを変えていくことはハードルが高いと感じる担当者もいます。そういったケースにもWinActorを活用することができます(図1)。
例えば、取引先ごとの条件に合わせてシステムへ投入するデータの作成や、現場のルールに合わせたチェック作業などを自動化することができます。
ノーコードで簡単に実装できるので、IT技術者ではない業務内容を熟知した現場担当者による自動化が可能です。導入したITツールとWinActorを組み合わせて、現場にフィットするきめ細やかなDX(かゆいところに手が届くDX)を実現します。

 

クラウドシフトの課題もWinActorで解決

2025年の崖・SAP 2027年問題などをきっかけとして、自社のオンプレミスのITシステムをクラウドのシステムに移行する「クラウドシフト」も進んでいます。クラウドシフトにより、企業の競争力の強化など多くのメリットがありますが、既存システムとの連携や処理フローの最適化、安全なデータ移行、徹底した検証などクリアすべき課題は山積みです。そのようなクラウドシフトにおける課題もWinActorの活用で解決につながります。

図1 バラバラのフォーマットやチェックが必要な入力作業もWinActorでカバー

【クラウドシステムにデータ移行する際の課題例】

既存システムをカスタマイズしていて長年利用していたようなケースでは、標準のデータ移行ツールでは完全に移行できなことがあります。移行できない部分は手作業になり、膨大な作業が必要になってしまうこともあります。そういったケースでもWinActorでデータ移行のシナリオを作成して自動化することで、作業ミスなく安全に短時間で、データ移行を完了することができます。

【既存システムとクラウドシステムを連携する際の課題例】

移行したクラウドシステムと既存システムの連携方法についても課題があります。RPAでUI操作を自動化してシステム間連携することもできますが、画面のUI変更があればシナリオを修正する必要があるため、安定的な運用には不向きです。その点においては、APIを利用したシステム間連携は安定的な運用に適しています。しかし内製でAPI連携を開発するのは難易度が高いため、外部に委託し仕様変更時には都度追加開発が必要になるなど、時間とコストの課題が発生します。
「WinActor Data Driver」はAPIによるシステム間連携を容易にWinActorに組み込めるラインアップです。APIのリファレンスを読み解かなくとも簡単な設定でAPI連携が実現できます。これをWinActorによる自動処理と組み合わせると、システム間におけるデータの同期処理、チェックや加工、帳票作成など幅広いDXに取組むことができます(図2)。

 

図2 WinActor Data Driver

 

生成AIとRPAを組み合わせると
自動化の領域が非定型業務まで広がる

お問い合わせ内容に合わせた回答を作成するケースでは、作業の定型化が難しくRPAによる自動化には不向きと考えられることもあります。WinActorと生成AIを組み合わせることで、お問い合わせ内容にあった回答案を作成し、間違いがないことを、人間が最終確認することで、自動化の範囲を広げることが可能です(図3)。

図3 生成AIとWinActorでお問い合わせ対応

 

WinActor Ver.7.5ではシナリオ作成のアシスト機能強化で“はじめて”でも取りかかりやすい

はじめてシナリオ作成に取りかかる際には、どうやればいいの?など不安がつきものです。2024 年7月に販売開始したWinActor Ver.7.5では、初心者が取かかりやすくガイドの指示に従って設定を進めるだけでシナリオが作成できる「シナリオ作成ガイド」機能や、学習用のサンプルシナリオを同梱するなど、はじめての方がチャレンジしやすい機能を提供しています(図4)。

図4 シナリオ作成ガイド

QRコードから詳細情報を読み取れます

Data Driver
    詳細機能 
 活用シーン

お問合せ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社

WinActor担当
https://winactor.biz/