NTTデータ先端技術/NTTデータ

INTELLILINK AI Lab™

AIを“見る・触れる・計画する・導入する” AI/Deep Learning環境の体験を通じてビジネスでのAI活用をサポート

(2018年4月号掲載)

NTTデータ先端技術は、NTTデータ、日本IBMの協力のもと、お客さまにAI技術を実践、活用してもらうための組織および場として「INTELLILINK AI Lab(インテリリンク エーアイ ラボ)」を2018年2月20日に設立しました。同ラボでは、AIを『見て・触れる』体験の場を提供するとともに、専任スタッフによる技術動向や活用方法の各種相談、導入に向けたノウハウの提供など、AI活用に関するサポートを一元的に支援します。

AI導入のイメージを持つきっかけとなる“体験”を提供

多くの企業でAI活用への関心が高まっています。大手リサーチ会社が行った調査結果(※1)によると、国内AI市場における2016年~2021 年の年間平均成長率は73.6%に達し、2021年の市場規模は約2,500億円になるそうです。また同調査結果では、57.4%の企業がAIが自社のビジネスに何らかの影響を及ぼすと回答しています。一方で、AIを利用している企業の割合は全体の1割程度で、利用していない企業の3割以上は、活用方法が分からず、これから理解を深めていく段階にあるそうです。AIをビジネスや業務へ活用したいというニーズは強いものの、導入・活用に踏み出すにあたっては、AI 導入のイメージを持つきっかけとなる“体験”の提供が必要と考えられます。

このような状況を踏まえて、NTTデータ先端技術は、NTTデータと日本IBMの協力のもと、AI/Deep Learnin環境の体験を通じてビジネスでのAI活用を支援する「INTELLILINK AI Lab」を2018年2月20日に設立しました。

AIを『見て・触れる』体験の場や導入に向けた実証実験などのノウハウを提供

「INTELLILINK AI Lab」は、企業をはじめとしたお客さまの業務改善やビジネス創出におけるAI技術の活用検討を活性化するための情報発信基地として、AI技術の習得から具体的な活用方法まで、AI/Deep Learningに関連したさまざまなニーズに対応したサポートをNTTデータ先端技術、NTTデータ、日本IBMの3社のノウハウを結集して提供します。特長は『見る・触れる・計画する・導入する』など、お客さまの検討ステージに応じたサービスを提供するところです。

  • ◆見る(AI関連技術の知識の提供):AIの基本的な理解・知識習得のためのセミナーや研修、最新技術情報を提供。
  • ◆触れる(デモ、ハンズオンによる体験の提供):実際のビジネス適用方法を体験できるユースケースに基づくデモや、ハンズオンによるAI技術の実践の体験機会を提供。
  • ◆計画する(ビジネス活用方法検討のためのサポート):導入事例の紹介やビジネスでの活用方法をアドバイス。
  • ◆導入する(AI導入の実現に向けた具体化サポート):お客さまのPoC(導入前事前検証)や検証を技術面から支援する機能、実装のためのコンサルティングを提供。

AIを『見て・触れる』体験の場を提供するとともに、専任スタッフによる技術動向や活用方法の相談、導入に向けた実証実験のノウハウの提供など、AI活用に関するサポートを一元的に支援します。すでに全世界45ヵ国の企業や組織に導入されているIBM Watsonを中心に、お客さまの課題やニーズに応じたAIソリューションの選定・検証・導入までのサポートを行い、お客さまのビジネス拡大に貢献できるソリューションを提供します。

AIに関するユーザー体験創出を強力に推進

「INTELLILINK AI Lab」の運営やサービス提供をNTTデータ先端技術が担当し、AI技術支援などをNTTデータが、コンテンツなどの作成支援を日本IBMが行います(図1参照)。また同Labは、NTTデータ先端技術が運営している「INTELLILINK ShowRoom」にあります。同ShowRoomは、お客さまが解決したい課題に対し、新たなIntelligenceをつなぎ課題解決への効果を体感できるコミュニケーションスペースです。

図1 「INTELLILINK AI Lab」での各社の役割

 

「INTELLILINK AI Lab」では、技術者の増員やデモ体験エリアの拡充などを進めています。またNTTデータ先端技術は、NTTデータ 技術開発本部 エボリューショナルITセンタの協力のもと、NTTグループのAI関連技術を活用した取り組みであるcorevo®(※2)についても、各種デモンストレーション環境を整備し、AIに関するユーザー体験創出を強力に推進しています。

 

  • ※1 出典:IDC Japanプレスリリース「国内コグニティブ/AIシステム市場予測を発表」(2017年11月15日)
  • ※2 corevo:NTTグループのAI関連技術を活用した取り組みの総称です。
  • IBM、IBM Watsonは、International Business Machines Corp.の商標です。
  • IBM Watson(日本語版)公式ホームページ:https://www.ibm.com/watson/jp-ja/(外部リンク)
  • 「corevo」は日本国内における日本電信電話株式会社の登録商標です。

 

NTT データ先端技術
【左から】Blue3 事業部 営業担当部長 鷹取 宏
同事業部 戦略推進担当部長 岡部 隆之
同事業部 営業担当 金融・メディア営業グループ
チーフセールス 小谷 栄治

 

さまざまな技術の取り組みと同じく、AI技術においても、基礎知識の提供から実際の適用方法まで、お客さまからのご相談に対応します。

お問合せ先

NTTデータ先端技術株式会社
Blue3 事業本部 営業担当 小谷 TEL:03-5859-5465

株式会社NTTデータ
技術開発本部 エボリューショナルITセンタ 稲葉 TEL:050-5546-9741