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 【NTTコムウェア】 USB認証キーを利用した、SSL-VPNサービス 「Mobilis（モビリス）」を販売開始 ―安全・簡単・リモートアクセスを実現― NTTコムウェアは、12月１日から、USBタイプの認証キー「Secure Stick（以下、セキュアスティック）」を利用して、外出先から安全性を確保しながら社内のWebアプリケーションを利用できる、SSL-VPN（*１）サービス「Mobilis（モビリス）」の販売を開始した。 ■「Mobilis」の概要 「モビリス」は、インターネットに接続したパソコンのUSBポートに「セキュアスティック」を差し込むだけで、安全・簡単に外出先から社内のWebアプリケーションへアクセスできるサービス。パソコンのUSBポートに「セキュアスティック」を差し込むと、「モビリス認証センター」に「セキュアスティック」内の認証情報を自動転送する。「セキュアスティック」の認証が完了すると、パソコンにパスワード入力画面が表示され、利用者はパスワードを入力するだけで自社のWebアプリケーションにアクセスできる。パソコンの設定やソフトウェアのインストールといった作業が必要ない。 ■「Mobilis」の特徴 「セキュアスティック」は、個々に付与された認証情報、利用者が入力するパスワードと、認証を二重化しており、「セキュアスティック」と本人の整合性なしに利用できない。認証情報は、「セキュアスティック」内の専用領域に格納されるため、通常のパソコンでは参照できない。 また、使用したパソコンにWebの利用痕跡を一切残さない「アクセスログ・クリーンアップ機能」があり、他人のパソコンを利用してもアクセスしたURLが流出する心配はない。さらに「セキュアスティック」には、データを暗号化して保存でき、万が一紛失しても保存データを拾得者が読むことはできない。また、オプションの「バックアップSync（シンク）機能」の利用で、「セキュアスティック」を紛失しても、新たな「セキュアスティック」が紛失時の状態で再発行できる。  Secure Stick による認証の流れ ■「Mobilis」の販売形態 販売形態については、「認証サービスタイプ」、「ライセンス販売タイプ」の２種類がある。 ◆「認証サービスタイプ」 NTTコムウェアが24時間運用する「Mobilis 認証センター」を利用し、「セキュアスティック」の認証サービスとSSL-VPN環境を提供する。３つのサービスグレードより、利用者の状況に合わせた運用サービスを選ぶことができる。 ・サービスグレード Ｉ NTTコムウェアが24時間365日運用・監視する「Mobilis認証センター」で、認証サービス及び運用監視サービスを提供。 ・サービスグレード ＩＩ サービスグレード Ｉ に加え、「セキュアスティック」ごとのユーザ情報・キー情報の登録・運用・管理のサービスを提供。 ・サービスグレード ＩＩＩ サービスグレード ＩＩに加え「セキュアスティック」を利用する個人からの問い合わせ業務、セキュアスティックの在庫管理から追加発送までのサービスを提供。サービス利用料金は契約ID・契約年数・サービスグレードにより決定する。例えば、サービスグレード Ｉの利用で、100IDを３年間契約で利用した場合、月換算で1ID あたり1,000円以下の利用料となる。 ◆「ライセンス販売タイプ」 認証サーバを企業などの利用者施設内に設置する、売り切りタイプ。利用料はライセンス料と保守料で構成され、ご利用ID数により決定する。  Secure Stick ■市場展開 「モビリス」は、受注管理・勤怠管理・日報情報など、さまざまな利用が考えられる。社内ネットワークを利用する企業はもちろん、システムを共有したい全国展開のチェーンストア（コンビニ・食品・ドラッグストアなど）、また、本社と支店とのビジネスコミュニケーションが多い企業、１台のパソコンを複数共有する学校、教育機関などへ向け、各業界に特化したさまざまな付加サービスを開発予定である。 また、業務web アプリケーション全体をホスティング（*２）するサービスも提供する。 【用語解説】 *１SSL-VPN トランスポート層でWeb サーバとWeb ブラウザ間の通信を暗号化し、通信セキュリティを確保するプロトコル=（SSL）を用いた仮想施設網（VPN）のこと。おもに、社外からのリモートアクセスに用いられる。Web ブラウザを利用するため、クライアントPC に専用クライアントソフトのインストールを必要とせず、端末に依存しないで利用できるというメリットがある。 *２ホスティング サーバのディスク・スペースをレンタルすること。インターネット接続業者（プロバイダ）やシステム・インテグレータが設置したWebサイトとしてレンタルできるサービスを示す場合もある。
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