【NTTアドバンステクノロジ】 認証を高速化し、RFカードと併用可能な 指紋認証入退室管理・出退勤管理システムの 新機種「AT-600FP」を発売 NTT アドバンステクノロジは、入退室管理と出退勤管理が行える指紋認証装置「AT-500FP」の上位機種で、指紋のみでの認証を高速化し、RFカードと併用を可能にした「AT-600FP」の発売を開始した。 「AT-600FP」は、TCP/IPによるネットワーク機能を用いているため、指紋認証を利用したコンピュータネットワークでの各種利用ソリューションとの連動が可能である。 NTT-ATでは、これまでも、NTTグループ各社や他社の技術を活用し、トータルバイオメトリクスソリューションをベースに展開している。特に指紋認証の分野では、入退室・出退勤管理をはじめ、ネットワークセキュリティまで、NTTグループ、自治体、データセンタ、コールセンタ等に幅広く提供し、好評いただいている。ここ数年、個人情報保護の観点から、個人情報データ漏洩の問題など、企業・組織内の情報セキュリティの基本である入退室管理が、ますます重要視されてきている状況である。 このような社会的要請を基に、NTT-ATでは入退室管理と出退勤管理が行える指紋認証装置「AT-500FP」を更に認証の高速性と操作性を改善し、各種ネットワークシステムとの連動を容易にした「AT-600FP」の発売を開始した。 本システムは、低コストで、信頼性とセキュリティ強度が強い統合入退室管理システムとして、サーバルームやデータセンタ、コールセンタ、病院、研究所、各種施設等にご利用できる。 ■特長 指紋認証装置「AT-600FP」は、「AT-500FP」同様に入退室管理機能と出退勤管理機能の両方を備え、ネットワークプロトコル(TCP/IP)に標準で対応している。また、ソフトウェア開発環境を更に強化することにより、既存の企業内コンピュータネットワークへの組み込みを強力にサポートしている。勤退管理についても、ファンクション機能により、さまざまなニーズに対応が可能である。本システムは、光センサとして実績のあるNitGen社製品を利用している。 図1 AT-600FP 外観 今回NTT-ATが開発した、指紋認証装置「AT-600FP」の大きな特長としては、以下の項目がある。 ・認証精度の強化を図り、指紋のみの認証では1:n 認証が300人で平均1秒を実現するという、認証スピードの高速化を実現。 ・タッチセンサによる自動指紋センサオン機能など、使いやすさに配慮した機能を付加。 ・導入にかかる費用についても、「AT-500FP」と同様に「AT-600FP」を利用したシステムは、外部コントローラを必要とせず、サーバとの通信はLAN を利用できるため、導入コストの大幅な削減が可能。 ・入退出管理とログイン等のネットワークの指紋認証ソリューションと連動した総合セキュリティ管理が可能。 ・画像監視と連動させ、伴連れ防止対策を行うことも可能。 ・オプションによりRF カードリーダの内蔵も可能。 また、NTT-ATでは、従来からご提供している、指紋マウス、指紋制御ファイル暗号、指紋認証IC カードリーダなどの指紋認証のセキュリティソリューションと連携したトータルネットワークセキュリティ管理の実現を支援する。 ■価格 指紋認証装置「AT-600FP」: 39.9万円〜(税込) サーバソフトウェア: 36.7万円〜(税込)
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