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ビジネスコミュニケーション

エンタープライズICT総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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アンリツ/アンリツエンジニアリング/エイビット

第3世代携帯電話端末の障害原因究明を
効率化するテストシステムを実現


アンリツ、アンリツエンジニアリング、エイビットは、第3世代携帯電話(UMTS/W-CDMA方式)の検証・評価における障害発見から、原因究明までのプロセスを大幅に効率化するテストシステムを実現した。

アンリツとアンリツエンジニアリングは、これまでログシナリオコンバータMX702500AとW-CDMAシグナリングテスタMD8480A/B/Cを組み合わせて使用することで、ログ情報からテストシナリオを自動生成し、不具合現象の再現と究明を簡易に行えるソリューションを提供してきた。さらに今回、エイビットが、同社製のエアプロトコルモニタAP-4000用オプションとして、A P - 4 0 0 0 とMX702500A間のデータフォーマットの完全互換を可能とする「ログシナリオコンバータフォーマットファイル出力オプション」を開発したことにより、AP-4000で採取・解析したログファイルから、MD8480A/B/Cで動作するテストシナリオをMX702500Aで自動生成できる。これにより、第3世代携帯電話端末の通信ログ採取・解析から不具合原因究明という一連の作業を大幅に効率化するテストシステム環境の構築が可能となった。

本システムは、エイビット製AP-4000 エアプロトコルアナライザ、アンリツエンジニアリング製ログシナリオコンバータMX702500A、アンリツ製シグナリングテスタMD8480A/B/C から構成されている。AP-4000 とMX702500A間のデータフォーマットの完全互換により、AP-4000を用いて採取した解析ログファイルからMX702500Aによってテストシナリオを生成できる。なお現行システムは3GPP規格R99に対応しており、今後、ログシナリオコンバータをバージョンアップし第3.5 世代HSDPA携帯電話システムへも対応する予定。

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