沖電気
3G携帯電話のテレビ電話を活用した
「ビジュアル・コンタクトセンタ」
のデモンストレーションシステムを開発
沖電気は、NTTドコモとNECとの協力のもと、3G携帯電話のテレビ電話機能を活用した「ビジュアル・コンタクトセンタ」のデモンストレーションシステムを開発した。本システムは、沖電気のコンタクトセンタシステム「CTstage 4i」をN E C の映像ソリューション「3GVirdnet」を介してNTTドコモの3G携帯電話「FOMA」網に接続するもので、FOMAのテレビ電話を活用したコンタクトセンタシステムとしては国内初のものである。
昨今、3G対応の携帯電話機への切り替えが本格化しており、3Gの占める割合は全体の3割を超えている。この3Gの普及に伴い、テレビ電話や動画のダウンロードなど、ブロードバンドを活用したサービスが注目を集めている。これにより、企業と顧客を結ぶコミュニケーションの中核であるコンタクトセンタでも、音声に加え、テレビ電話の活用が見込まれている。
今回、沖電気が開発したビジュアル・コンタクトセンタは、ブロードバンドを活用することで従来の音声に加えて、動画や静止画を組み合わせた豊かなコミュニケーションを実現し、企業と顧客の関係をより深めることを目指したものである。例えば、テレビ電話による対面業務に近い顧客対応が可能なため、お客様に親和感や安心感を提供することができる。また、言葉だけでは伝えにくい情報を映像で効率的に伝えることにより、お客様のストレスを軽減することが可能である。
なお、今回のデモンストレーションシステムは、2005 年7月に開催された「ワイヤレスジャパン2005」のNTTドコモと沖電気の各ブースに展示された。
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