NTTコミュニケーションズ
「パワープラットフォームホスティングサービス」の
新サービスを提供開始
-不正アクセス防御機能を標準装備-
NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、専用型ホスティングサービス「パワープラットフォームホスティングサービス」の新サービスとして、最近被害が急増しているSQLインジェクションなど不正アクセスに対する防御機能を標準装備し、月額10万円以下の価格を実現した「セキュリティパックEntry」と、共有型ファイアウォールを使い月額5 万円台を実現した「エントリーパック」を平成17年8月1日より提供開始している。
パワープラットフォームホスティングサービスの概要
パワープラットフォームホスティングサービスは、データセンター内に設置されたコンピュータ(サーバ)を利用者に1台専用で貸し出しするサービスである。利用者が自分でサーバを購入・設置・保守する必要がなく、コンテンツをアップロードするだけでWebサイトを運用できる。
2つの新サービスの特徴
【セキュリティパックEntry】
「Standard1.5」を中心に、インターネットセキュリティシステムズ社製のIPS(不正侵入検知・防御機能)付き統合アプライアンス、Proventia M10を専用ファイアウォールとして使用、100Mbpインターネット接続(帯域確保型)、24時間365日の監視・サポート、SLA(サービス品質保証)をパッケージ化している。
セキュリティパックEntry では、業界で初めてIPSをホスティングサービスに標準装備したことで手軽にサービスを利用できるようになり、さらに月額10万円以下という価格を実現している。
サービスは主に以下の4つの機能により、企業のオフィシャルサイトやECサイトのセキュリティを大幅に向上させると同時に、システム管理者の負担を軽減することができる。
- 1)ファイアウォール機能:
- トラフィック制御およびアクセス制御を行う。また、他のセキュリティ機能と連携し、様々な脅威に対して最適化された防御を自動的に行う。
- 2)IPS機能:
- プロトコル分析モジュール(PAM)により、110種類以上のプロトコルを解析し、未知の攻撃、ワームの伝播活動などを自動的に検知・防御する。最近被害が急増している不正アタック「SQLインジェクション」にも対応している。
- 3)バーチャルパッチ(ISS VirtualPatchTM)機能:
- 新しいセキュリティホール(脆弱性)が見つかると同時に仮想的にセキュリティパッチが適用されている状態を作り出し、無防備な重要サーバを攻撃から防御することができる。
- 4)パッチインフォメーション:
- OSに関する重要なパッチ情報をリリースと同時にお客様へ通知する。
【エントリーパック】
セキュリティパックEntryのファイアウォールを安価な共用型に変更したパッケージ。必要最小限のスペックからスタートし、お客様のビジネスの成長に合わせ、540種類の豊富なオプションサービスから必要な機能を追加・変更することが可能。
NTT Comのホスティングサービスラインナップ
NTT Comでは、中小中堅向けの高機能・低価格な専用ホスティング「パワープラットフォームホスティングサービス」、比較的大規模システム向けに、オンデマンドでお客様のシステム環境を増減できるホスティングサービス「AGILIT」(http://www.ntt.com/agilit/)等、幅広いラインアップでお客様の多様なニーズに対応していく。