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大容量ネットワークストレージシステム
「ZFS/NAS」の販売開始


~次世代の業務用青紫色レーザー光ディスクに対応、消費電力は3分の1に~

NTTアイティは、次世代の大容量ネットワークストレージシステム「ZFS/NAS」(※)を平成17年9月より発売開始した。

「ZFS/NAS」は、映像などの大量データを確実に蓄積・保存して迅速に参照でき、さらに低消費電力を実現した省エネタイプのストレージシステム。従来のRAIDシステムに比べ、消費電力は3分の1以下に削減できる。

操作性・高速性・耐障害性に定評のある自社開発のファイルサーバソフトウェア「ZFS」を、次世代の青紫色レーザー使用の業務用光ディスクストレージに対応させ、また、システム導入を容易にするため、専用サーバと光ディスクストレージをセットで提供する。これにより、システムトータルの信頼性向上、メンテナンスの品質向上を実現した。

図 大容量ネットワークストレージシステム「ZFS/NAS」の概要

「ZFS/NAS」の概要

「ZFS/NAS」は、NASサーバと光ディスクライブラリからなり、ファイルサーバソフトウェア「ZFS」の階層型ストレージ管理機能により、NASサーバ内蔵の高速なHDDと低消費電力な光ディスクライブラリを一体化して、ハードディスクと同様に扱うことができる大容量の仮想ボリュームを構成。

書き込みデータや、利用頻度の高い書き込み済みデータはHDDに一時的に蓄積されるため、ファイルの書き込みや、利用頻度の高いファイルの読み出しにおいては、HDDと同等のアクセス性能が得られる。

HDDに存在しないファイルへのアクセスでは、「ZFS」はI/Oブロック単位の階層型ストレージ管理を採用しているため、光ディスクライブラリからの読み出しとほぼ同時にクライアント端末への転送が始まる。また、HDDの記憶容量を超える大容量ファイルの書き込みや読み出しも可能。

「ZFS/NAS」の特長

  1. 消費電力は従来のRAID システムの3分の1以下に削減
  2. ハードディスクと同様な操作性で、高精細動画が数億タイトル蓄積できる大容量
  3. 搭載ドライブ台数に比例して向上する高速な光ディスク書き込み
  4. 高度な耐障害機能
  5. 次世代の業務用光ディスクを採用

価格

標準価格 3,591,000円(税込み/赤色レーザー対応1.88TB)~

利用例

  • 長期保存と迅速な参照の両方が要求される映像・図面・帳票・学術データなどの蓄積
  • アクセスログや操作履歴データの保存
  • RAIDデータの高信頼バックアッ プなど

(※)

ZFS:NTTアイティの登録商標。
NAS:Network Attached Storageの略。

お問い合わせ先

NTTアイティ株式会社
ポータルシステム事業部 
担当:加藤、筒井、十川
TEL:045-651-7511
E-mail: info-ma@ntt-it.co.jp
URL: http://filesys.ntt-it.co.jp/


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