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ヤマハ

企業向け内線VoIP ネットワークの電話番号を一括管理する
電話帳サーバ「RTV01」を発表


ヤマハ 電話帳サーバ「RTV01」

SOHO・中小規模ネットワーク向けのルータにおいて信頼性とコストパフォーマンスにより高い評価を得てきたヤマハは、企業向けVoIPソリューションを推進する同社のRTVシリーズの新モデル、電話帳サーバ「RTV01」を発表した(発売は2005年10月下旬を予定)。

ブロードバンド回線の普及により、企業ネットワークは従来の専用線からインターネットVPNや信頼性を重視したIP-VPNや広域イーサネットなどの閉域網サービスの利用へと変化している。また企業の内線電話も音声専用線から広帯域を有効活用した企業ネットワークでの内線VoIP(IP電話)の利用が拡大している。その一方で、内線電話番号の運用や管理が大きな課題となるため、その負担の軽減が求められている。

今回発表されたRTV01 は、ヤマハのルータ製品「ブロードバンドVoIP ゲートウェイRTV700」や「ブロードバンドVoIPルータRT57i(ヤマハVoIPルータ)」で構築する内線VoIPネットワークの設定を簡素化し、設置後の運用管理負担を軽減する機能を搭載した電話帳サーバである。同製品により、PBXやビジネスホンなどの既存の電話設備を利用した内線VoIPソリューションを促進するとともに、拠点の増減などで煩雑になりがちな内線電話番号の新設や変更を一個所で集中管理することができるようになる。

さらに、ヤマハルータの内線VoIPソリューションを強化する機能(事業所番号対応、冗長機能、サーバ連携機能、ハントグループ機能)や管理機能(通話履歴、障害履歴、統計情報)を充実することで、中小規模の内線VoIPネットワークを安価で簡単に構築することができる。RTV01の主な特長は次のとおり。

①内線VoIP ソリューションの導入がいっそう簡単に:
ヤマハVoIPルータで構築した内線VoIPネットワークの各拠点の電話番号をRTV01で集中管理することが可能。これまで拠点ごとに必要だった電話番号の運用管理負担が軽減するとともに、拠点の増減や電話番号の変更も簡単に行える。また、WWWブラウザを利用したGUI画面による設定も可能で、設定がより簡素化されている。
②充実の内線VoIP 強化機能を搭載:
内線VoIPネットワークを強化する機能も搭載。専用線内線電話と同じダイヤル手順の使い勝手で利用できる「事業所番号対応」や、RTV01 本体を冗長構成することでシステム障害時の安定運用の可能性を高める「冗長機能」、規模拡大や障害に備えたVoIPシステムの分散管理を可能にする「サーバ連携機能」、ひとつの事業所番号で利用できる音声チャネル数を拡張する「ハントグループ機能」などの機能を利用することで、より安全で使いやすい内線VoIPソリューションを実現することができる。
③通話履歴・障害履歴・統計情報の管理が可能:
内線VoIPネットワーク構築後の運用管理を容易にする管理機能を搭載。通話履歴のほかに障害履歴や統計情報を閲覧することが可能となり、内線電話のトラフィック状況を把握することで、管理者の負担軽減につながる。

●ネットボランチコールセンター
TEL : 03-5715-0350


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