NTTアイティは８月24日、「ユビキタス社会のオフィスライフへの新提案」と題し、同社の主力商品の「MagicConnect」と「MeetingPlaza」について、説明会を実施した。

両製品の紹介に先立ち同社の橋田幸雄社長は「NTTアイティは1987年の会社設立以来18年間、“人に優しいインタフェース”をモットーに、人工知能（AI）機能とヒューマン・インタフェース（HI）機能にフォーカスして、NTT研究所の優れた技術を社会に役立てることに加え、独自の製品を市場に提供してきた。現在、75億円強の売上規模のうち独自製品の売上の占める割合は約２割だが、これを５割程度にまで高めていきたい」と、ビジネスの抱負を語った。

今回紹介された２製品は、いずれも人に優しい、使いやすいシステムであることを目途に、ユーザーの意見を取り入れながらバージョンアップを重ねてきた製品だ。

MagicConnectは、USBキーのみを携帯することにより、社内と社外からシームレスに、かつ安全に社内自席のPCにアクセス可能なユビキタスVPNを実現する製品。HTTPトンネリング技術により、Web閲覧環境にあるPC間を直接接続。自席PCのOS、CPU、業務アプリを利用するため、アクセスにはシンクライアントの使用も可能である。少人数利用に適した月額1,050円のASPサービスと、多人数利用に適したシステム製品の2つの提供形態がある。

MeetingPlazaは、国内1000社の導入実績を誇るWeb会議ソリューション。最大32拠点の同時接続が可能で、文書／AP共有、ビデオサイズ変更、記録／再生、音声品質変更などの機能を持つ。月額2,500円からのASPサービスと、オプション追加／カスタマイズ可能なシステム販売の２つがある。