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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

米国AmberPoint社の
SOA/Webサービス監視・管理ソフトウェア製品
の販売を開始

伊藤忠テクノサイエンス

伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)/Webサービスにおける各業務システムを一元的に自動監視・管理する、米国AmberPoint社のソフトウェア製品の販売を開始した。同製品は、インターネット環境における開発基盤となるJavaと.NETの両方をサポート。また、各業務システムの管理用エージェントソフトをシステムの外側に配置する設計であることから、導入に伴う大幅な設定変更や開発が不要なため、短期間かつ容易に導入が可能である。

CTCではこのAmberPoint製品の販売を開始することで、SOAによるシステム開発ビジネスを強化した。

SOAとは、機能ごとに切り分けた「サービス(業務)」をコンポーネント化することで柔軟なシステム変更や機能追加、さらに既存システムの再利用を容易にするシステム設計思想である。また、Webサービスは、そのSOAを実現するための基礎技術のひとつである。このような概念/技術は、システムの戦略的活用やIT投資の効率化に効果的なことから、欧米をはじめ先進的な企業で導入が進んでいる。しかし、サービスを提供する業務システムが複雑に連携するSOAのシステムでは、各システムの監視・管理が非常に煩雑になるため、システム管理者にとっては大きな負担になっていた。

AmberPoint社の製品は、このような問題を解決する製品で、SOAにおける各システム間の通信状況を、あらかじめ設定した管理ポリシーにもとづいて一元的に自動管理。これにより、SOAによるシステムの信頼性と生産性を高めるとともに、サービスを提供する各システムの監視・管理にかかる負担を大幅に軽減する。

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