日本ヒューレット・パッカード（日本HP）と野村総合研究所（NRI）は、日本HPの無停止型サーバ「HP Integrity NonStop」とNRIの次世代ITプラットフォーム「オブジェクトワークス」を組み合わせた基幹業務向けシステムソリューションの提供を開始した。

無停止型サーバと「オブジェクトワークス」を組み合わせた本ソリューションは、次のような課題を解決することができる。まず、HP Integrity NonStopは、24時間365日無停止、99.9999%の業界最高水準の稼動性を実現しており、オープン環境化でありながら、基幹システムとして要求される可用性を担保している。また、インテル Itanium2 プロセッサを搭載しており、高い処理性能を有することも特徴である。 一方、オブジェクトワークスは、NRIの大規模システム構築における基盤ソリューション「GranArch（グランアーク）」の柱となる、自社ノウハウを製品化したソフトウェアで、トランザクション管理・実行制御、ジャーナル処理、サービス開閉制御など、業務共通で必要な高信頼性・高運用性の基盤機能を有している。また、開発ノウハウを凝縮したデザインパターンを組み込んだ開発支援機能を提供するなど、JAVAアプリケーション開発における品質の安定と高い生産性も特徴である。

日本HPとNRIは、オブジェクトワークスのHP Integrity NonStop対応に合わせて、これらを組み合わせたソリューションを基幹システムのオープン化・JAVA化を指向するユーザーに提供していく。