日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は、ファイルサーバ専用機の新製品「HP ProLiant ML310 Generation 3 Storage Server（ML310 G3 SS）」の販売を開始した。

ML310 G3 SSは、ベースの筐体として、エントリーサーバながら管理機能や信頼性に優れたタワー型の業界標準x86サーバ「HP ProLiant ML310 Generation 3」を採用した、ファイルサーバ専用機「HP ProLiant Storage Server」ファミリのエントリークラスに相当する製品である。また同製品は、ユーザー数25名程度の小規模環境向けのファイルサーバ専用機で、導入・運用の容易さと高い価格性能比が特長である。サーバ運用に不慣れなユーザーにも配慮した製品設計と、電話サポートにより、初めてファイル共有環境を導入する場合でも簡単に使用することができる。さらに、日本HPのファイルサーバ専用機として初めて内蔵ディスク容量2TBのモデルも用意され、エントリークラス機ながら大容量のデータ共有にも適ている。

日本HPは、エントリークラス機のラインアップを強化することで、成長過程にあるWindowsのファイルサーバ専用機市場のさらなる伸張を目指している。

同時にx86サーバ「HP ProLiant ML310 Generation 3」において、最新のデュアルコア対応 インテル　Pentium D プロセッサ 930（2x2MB L2キャッシュ、3GHz、800MHz FSB）を搭載した新モデルも発売する。