ミラクル・リナックスと日本ストラタステクノロジーは、Linux サーバOS「MIRACLE LINUX V4.0－Inside」（MIRACLE LINUX V4.0）」をストラタスの無停止型サーバ「ftServer」に搭載した「ftServer Mシリーズ モデル30」の販売を開始した。本製品は、99.999％以上の連続稼動実績を持つ無停止型サーバとエンタープライズ市場にフォーカスしたMIRACLE LINUX V4.0との構成により、障害時でも停止することがなく、運用が容易で経済性に優れたシステムの提供を実現した製品である。

日本ストラタスのftServerは、データベースサーバとして多く使用され、オラクルデータベースと高い親和性をもつMIRACLE LINUXを採用することで、Linux ベースの最高の信頼性をもつデータベース・システムとして市場に提供される。今後は、両社協業で24時間365日保守を含むオラクルバンドルパッケージ商品の開発を予定している。

日本ストラタスの無停止型サーバは、システム停止が許されない通信キャリアで豊富な実績を持ち、CGIを実装した「MIRACLE LINUX V4.0」をftServerに搭載することにより、高いRAS（信頼性／可用性／保守性）機能を持つLinux システムとしてテレコム業界に提案していく。

一方MIRACLE LINUX V4.0は、日本語環境に非常に優れた技術を発揮するLinuxサーバOSである。中国のレッドフラッグ社および韓国のハーンソフト社と共同で展開する「Asianux（アジアナックス）」プロジェクトで開発した最新の「Asianux 2.0」をベースにしている。