ネットマークスとNTTデータ イントラマートは、IP電話をはじめとしたIPコミュニケーションシステムと、Web業務アプリケーションの連携システムについて共同で開発を進め、統合的な企業情報共有基盤の提供を行っていく。

ネットマークスは、Voice統合ソリューションを「INFOSION（インフォシオン）」として展開しているが、NTTデータ イントラマートのWebシステム構築基盤「intra-martフレームワーク」との連携システム「I-COP700」を開発し、INFOSIONのラインナップの１つとして、2006年２月から販売を開始した。

今回開発したI-COP700は、INFOSIONの中心的なソリューションであるシスコシステムズのIPコミュニケーションシステムとintra-martフレームワークを連携させることにより、企業ユーザーのさらなる業務効率の向上を可能にした連携システムである。intra-martシリーズ製品には、intra-martフレームワーク上で動作する業務アプリケーションシリーズが多数あるが、例えば、その中のグループウェア機能を提供する「イントラネット・スタートパック」を活用することにより、企業のWebポータルシステムやWebアプリケーションからIP電話を制御したり、電話帳やプレゼンス情報（在席情報）、高性能多地点ビデオ会議システムとの連携などが可能になる。これにより、社内・社外間でコミュニケーションをとる際に、迷うことなく最適なアクセス手段で相手にコンタクトできるので、余計な検索や伝達を不要にし、社員の生産性をより高めることができるようになる。