省エネの記憶装置MAIDを
世界で初めてオンラインディスク化
ネットワークストレージシステム
「ZFS-NAS MAID」を新発売
~消費電力は従来のRAID装置の4分の1以下~
NTTアイティ
NTTアイティは、HDDを用いた省エネ型の記憶装置MAID(Massive Arrays of Inactive Disks)に対応した大容量ネットワークストレージシステム「ZFS-NAS MAID」を平成18年1月より販売開始した。
「ZFS-NAS MAID」は、HDDを用いた省エネ型の記憶装置MAIDを、操作性・高速性・耐障害性に定評のある自社開発のファイルサーバソフトウェア「ZFS」により、世界で初めてRAID装置と同様なオンラインディスクとして利用できるようにした画期的な製品。
大量の映像データや学術データなどを確実に蓄積・保存して高速に参照できるだけでなく、消費電力を4分の1以下に削減できる。これにより、ストレージシステムの運用性を維持したまま、導入コストと運用コスト、環境に対する負荷低減を実現している。
「ZFS-NAS MAID」の特長
1.低消費電力の記憶装置MAIDを採用
- 消費電力は、従来のRAID装置の4分の1以下。必要な最大所要電力が小さくなるため、導入時・運用時のコスト、環境に対する負荷が低減できる。
- 6台のHDDから構成される仮想媒体は、RAID5の冗長化技術によりデータ信頼性を確保。
- 個々のHDDの稼動状況をモニタリングできるため、予防保守が可能。
2.オンラインディスクと同様な操作性で大容量
- オンラインディスクにアクセスする標準コマンドやアプリケーションをそのまま利用可能。
- ストレージシステムの停止・再起動、ファイル検索などが高速。
- ファイルシステムは64ビット化されているため、理論上16エクサバイト(16,000ペタバイト)と事実上無制限の仮想ボリュームを作成可能。
3.高速な書き込み
- MAID装置の仮想ドライブの書き込み性能を100%引き出すデータ転送制御を採用。
- I/Oブロック単位の高度な階層型ストレージ管理により、MAID装置の書き込み性能は仮想ドライブ台数に比例して向上。
4.高度な耐障害機能
- リトライや不具合仮想ドライブの自動閉塞などにより、高い運用継続性を有す。
価格
標準価格80,325,000円(税込み;装置容量48TB)
詳細は、製品ホームページ http://filesys.ntt-it.co.jp/ にてご確認ください。
利用例
- (1)映像・学術・CAD・帳票・メール・ログなどの電子データの蓄積・保存
- (2)従来のRAID装置のバックアップなど
NEWS(2006年3月)
NTTグループ関連
- 事業継続計画(BCP)ソリューションをシリーズ展開 (NTT東日本)
- 広域ファイルサービス統合ソリューションの提供に向け3社共同検証を開始 (NTTコミュニケーションズ)
- NTTデータとキヤノン電子がe-文書法対応ソリューションの共同開発 (NTTデータ)
- W-CDMA端末向けプラットフォームを共同開発 (NTTドコモ)
- 指紋認証ソリューションに個人情報保護対策ツールバンドル開始(NTTコムウェア)
- 光ブロードバンドを用いた街頭公開ラジオ生放送トライアル(NTTレゾナント)
- 人事考課・業績評定支援システム「e-評定」株式会社ドーコンに採用(NTTアドバンステクノロジ)
- 省エネの記憶装置MAIDを世界で初めてオンラインディスク化 (NTTアイティ)
SIer・ベンダ
- 世界初のオンデマンド・アプリケーション・プラットフォームを発表(セールスフォース・ドットコム)
- iモード対応モバイルCRMソリューションを日本市場へ投入(オニックス・ソフトウェア)
- ゲートウェイ機能を持つ中小企業向けIP-PBXの販売を開始(スカイウェイブ)
- 快適なIPコミュニケーションを実現する連携ソフトウェアの販売を開始(ユニアデックス)
- 米国リバーベッドテクノロジーが日本法人を設立(リバーベッドテクノロジー)
- IP電話の通話エリア拡大に最適な無線アクセスポイントの販売を開始(アイコム)
- 日本オラクル、リコーとコンテンツの管理・活用の分野で協業(伊藤忠テクノサイエンス)
- 最上位の認定資格「RHCA」のトレーニングを開始(レッドハット)
- 無停止型Linuxシステム MIRACLE LINUX V4.0搭載モデルの販売を開始(ミラクル・リナックス/日本ストラタステクノロジー)
- 2007年までにRISCサーバ市場の5割をItanium搭載サーバに(Itanium Solutions Alliance)
- Webシステム構築基盤とIP電話の連携で協業(ネットマークス/NTTデータ イントラマート)
- 環境構築が簡単なエントリークラスのファイルサーバ専用機の販売を開始(日本ヒューレット・パッカード)
- 高可用性を有する基幹業務向けソリューションを共同で提供(日本HP/野村総合研究所)
- 「ILOG JRules」をBPMと連携しテレコム事業を支援(日本ユニシス/アイログ)
- Mobile WiMAXおよび802.11nのデザイン・エクスプロレーション・ライブラリを発表(アジレント・テクノロジーズ)
- AMD Opteronプロセッサを搭載したハイエンドモデルの販売を開始(サン・マイクロシステムズ)