NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

CTIミドルウェア「CTBASE」(シーティーベース)2.0版リリース

~ 個人情報保護対応とコンタクトセンタのサービスレベルを向上、さらにCRMパッケージに対応したラインナップ強化 ~

NTTソフトウェア

NTTソフトウェアは、CTIミドルウェア「CTBASE」2.0版をリリース、平成18年2月21日より販売を開始した。

「CTBASE」は、安価かつ短期間で高機能なコンタクトセンタシステムを容易に構築するためのCTIミドルウェアである。PBX(Avaya社製PBXに対応)固有のシーケンスを隠蔽したインタフェースを、ActiveXコントロールやJavaクラスライブラリで提供することにより、Visual Basicや市販のSFA、CRMパッケージにCTI機能を容易に組み込み、小規模から大規模まで柔軟なコンタクトセンタシステムの構築を実現する。

今回のバージョンでは、以下の機能追加を実施。

  • Avaya社製PBXの新バージョンへの対応
  • 個人情報保護への対応
  • コンタクトセンタのサービスレベル向上
  • CRMパッケージに対応したラインナップ強化

個人情報保護対応では、CTIシステムの各種ログ中に出力される個人情報(電話番号)にマスク処理をしてログ出力し、個人情報の漏洩を防ぐことができる。

コンタクトセンタのサービスレベル向上では、コンタクトセンタのオペレータが電話受付できないとき、PBXにキューイングされる待ち呼数の取得機能により、リアルタイムな待ち呼数をオペレータが把握することで迅速な対応を促進することが可能となり、コンタクトセンタの生産性向上が期待できる。

各種CRMパッケージへの対応では、ベイテックシステムズ社のマルチコンタクト・インバウンドソリューションパッケージ「BayContact(ベイコンタクト)」との連携実績に加え、10年にわたるコールセンターに関するノウハウを蓄積し、国内導入450社以上の実績を持つテクマトリックス社のマルチチャネルコンタクトセンタシステム「FastHelp(ファストヘルプ)」とCTI連携を可能とする「CTBASE for FastHelp」、コンタクトセンタからマーケティングセンタへと変革するエンプレックス社のマルチチャネルコンタクトセンタパッケージ「eMplex CS(エンプレックス シーエス)」とのCTI連携を可能とする「CTBASE for eMplex CS」といったCRMパッケージとの連携ラインナップ強化により、多機能マルチチャネルコンタクトセンタシステムを提供する。

NTTソフトウェアでは、情報の収集・蓄積、そして分析、さらにマーケティングや経営での活用といった真のCRMサイクルを実現するため、「顧客の声を聞き、実感するトータルCRMソリューション『Sentire(センティーレ)』」により、顧客戦略の策定からCRMの実践までを強力にサポートしている。また、「CTBASE」での安価かつ短期間で高機能なコンタクトセンタ開発により、顧客の情報を一元的に管理し、顧客の行動、嗜好を収集・蓄積するために最適なコンタクトセンタ構築を実現する。

また、本製品はコンタクトセンタ開発におけるPBXベンダ、CRMパッケージベンダ、SIer向けの開発ツールとしても提供する。

■「CTBASE」2.0版の製品概要

◇名称
CTBASE
(シーティーベース)
◇提供開始
2006年2月21日
◇価格
1,500,000円~
(1サーバ/25クライアント)

※CTBASEは、NTTソフトウェア株式会社の登録商標です。

その他の会社名、製品名などの固有名詞は、一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
エンタープライズ・ソリューション事業グループ
本社(品川):東郷
TEL:03-5782-7341
名古屋オフィス:大橋/松重
TEL:052-452-7510
E-Mail:
crm-info@cs.ntts.co.jp

NEWS(2006年4月)

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