日本ストラタステクノロジーとOpen Cloud Limitedは、ストラタスの無停止型インテル Xeon プロセッサーサーバ「ftServer」にOpen Cloudが開発したアプリケーションサーバ「Open Cloud Rhino（ライノ） SLEE」を搭載し、テレコム業界向けの次世代「サービス・デリバリー・プラットフォーム（SDP）」提供のための提携を行うことを発表した。本提携により、99.999％以上の連続稼動実績を持つ無停止型サーバとCGL準拠の「MIRACLE LINUX 4.0」を搭載したモデルに、Open Cloudが開発したJAIN SLEE準拠のアプリケーションサーバであるRhinoを搭載したシステムをストラタスが販売する。また、今後本格化するIMS、FMCにおける新規サービスのプラットフォームとして、両社でプロモーションしていく。

本提携の主なメリットとして、次のような事柄があげられる。

• ◆テレコム業界で多くの実績を持つストラタスの信頼性システムを用いて新サービスの導入が可能に
• ◆CGL2.0.2 Priority 1準拠のMIRACLE LINUX V4.0を搭載
• ◆Rhinoが提供する様々なキャリアクレード機能（オンラインサービスアップグレード等）により、ソフトウェアを含めたトータルなシステムとしての連続稼動性能を実現
• ◆「オープンなサービス開発／実行環境」と「最高水準の信頼性」という、これまで両立が難しかった２つの特徴を併せ持つ次世代サービスプラットフォームを実現