岩崎通信機は、沖電気工業、日本電気および日立製作所の3社が推進しているIP電話普及推進センタ（IPTPC）における「IPTPC VoIP認定技術者資格制度」に参加することに合意した。

岩通は、このIPTPC VoIP認定技術者資格制度への参加により、社内および販売ネットワークでのVoIP技術教育の受講、資格の取得を積極的に推進し、IP電話に携わる営業・SEの標準的な知識取得を通してスキルアップを図っていく。また岩通は、VoIP/IP電話の利用場面の拡大、システムの汎用化に伴い重要性を増すモバイルおよびセキュリティ関連のIPTPC教育・資格制度も活用していく計画である。

IPTPCは、2002年４月の設立以来、IP電話の本格普及に向け、市場ニーズに応えたIP電話システム構築を実現するための知識・技能を持った技術者の育成をサポートしてきた。2003年１月からは、IPTPC VoIP認定技術者資格制度をスタートさせ、資格認定を通して、広範囲の技術者やビジネスパーソン向けに最新のVoIP技術を体系的に習得できるような教育サービスを提供している。

IPTPCは、既にVoIP／IP電話関連における資格の業界標準であるIPTPC VoIP認定技術者資格制度が今回の岩通の参加により、さらに確固たる地位を固めることになると期待している。

またIPTPCは「今後も着実に伸び続けるIP電話システムに関わる技術者やビジネスパーソンの技術向上に貢献し、業界の発展への寄与を目指していきます」と語っている。