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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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HTC社製Windows Mobile OS搭載端末「hTc Z」の販売を開始

NTTドコモ

hTc Zの概観
hTc Zの概観

NTTドコモは、本年7月末よりHTC社製Windows Mobile OS端末「hTc Z」の販売を開始した。「hTc Z」は、法人ユーザーのモバイルソリューションにおけるニーズに対応するもので、特にWindows ServerやExchange Serverとの連携によるモバイルメッセージングや業務支援などのシステムソリューションに大きく貢献できるものと期待。また、Bluetooth機能を搭載しており、各種外部機器とアドインアプリケーションの連携により、各種業務の効率化を推進することが可能であるとしている。本端末については、2006年7月下旬よりNTTドコモ法人営業部門においてシステム販売を行う。

hTc Zの主な特長

  1. Windows Mobile 5.0日本語版をOSとして搭載。Windows ServerやMicrosoft Exchange Server 2003 SP2との連携により、Direct PushによるPushメール、スケジュール同期や、リモートワイプなどのセキュリティ機能に対応。
  2. QWERTY配列のキーボードを搭載しており、電子メール作成や各種ファイル編集が容易。
  3. POP3及びIMAP4メールに対応しており、複数のメールアドレスの登録が可能。また、Microsoft Word、Microsoft Excelのファイル閲覧・編集機能、Microsoft PowerPoint、PDFのファイル閲覧機能を搭載し、電子メールの添付ファイルについても閲覧・編集が可能。
  4. W-CDMAとGSM/GPRS方式のデュアル端末として、海外で通話やデータ通信の利用が可能。
  5. Bluetooth(ダイヤルアップ機能、ハンズフリー通話機能等)に対応。
  6. スケジューラなどのPIM機能を搭載。さらに、ActiveSync経由でパソコンとのPIMデータの同期が可能。
  7. ビジネスmoperaに対応。企業向けリモートアクセスサービス「ビジネスmopera」シリーズに対応し、社内LANをFOMAネットワークと接続することにより、セキュアなリモートアクセス環境での利用が可能。
  8. 無線LAN機能(IEEE 802.11b/g)を搭載。
  9. Microsoft提供のSDKを利用することにより、アドインアプリの作成が容易に可能。

hTc Zの主な仕様

寸法:
高さ約112.5mm×幅約58mm×厚さ約22mm
質量:
約176g(電池パック、スタイラスを含む)
連続待受時間:
W-CDMA使用時:約180~250時間/GSM使用時:約200時間
連続通話時間:
W-CDMA使用時:約120~240分/GSM使用時:約240~300分
通信方式:
3G(W-CDMA)、GSM/GPRS/ワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g)
ディスプレイサイズ:
約2.8インチ(240ドット×320ドット)、TFT透反射型液晶 65,536色表示
外部接続機能:
IrDA、microSDメモリカードスロット、Bluetooth Ver.2.0(HSP/HFP/OPP/DUN など)、mini USBコネクタ(USB 2.0)
メモリ:
フラッシュメモリ128MB、ワークエリアSDRAM 64MB
入力機能:
スライド式QWERTYキーボード、タッチパネル、ジョグホイール

お問い合わせ先

NTT DoCoMoビジネスオンライン
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