最大20拠点で使える映像コミュニケーションツール「ドットフォンビジネスV」に新機能搭載
「NAT/FW越えトンネリング機能」及び、「FOMAによる会議参加台数拡大(最大19台)」の機能拡張を実施NTTレゾナント
概要
NTTレゾナント株式会社(以下NTTレゾナント)で開発し、NTTコミュニケーションズより提供されている「ドットフォンビジネスV」は、050の番号で始まるIP電話とTV会議サービスが一体となったサービスとして、現在さまざまなビジネスシーンで活用されている。この度ユーザからの要望を踏まえ2006年7月31日より新たな機能として、FWを越えて利用が可能となる「NAT/FW越えトンネリング機能」と「FOMAによる会議参加台数拡大(最大19台)」を標準とする機能を追加した。これによりSIPの技術を使っているドットフォンビジネスVが「トンネリング機能」によりFWを越えた利用が可能となった。
FWを越えてTV会議への参加が可能となるなど、仕事がはかどる豊富な使い方
これまで企業でTV会議を利用する場合、自社のLANとは別にネットワークを構築し利用するケースが多かったが、今回の機能拡張によりインターネットに接続可能な環境であれば、FWを越えて、ドットフォンビジネスVが利用可能となった。社内ネットワーク回線の有効利用、企業におけるユビキタスの進展に伴い、FWを越えてTV会議に参加したいというニーズは高まりを見せており、今回の機能追加はそのニーズにフラットに応えたことになった。
FOMAによる会議参加の画面
FOMAの参加台数を拡大。外出先や工事現場からでもTV会議に参加可能
ドットフォンビジネスVはFOMAによる会議参加できる点も特徴だが、今回の機能追加の1つとしてFOMAの会議参加数を大幅にアップさせた。これまでは10人会議に1拠点のみFOMAで会議参加が可能であったが、今回の機能拡張により20人会議に最大19拠点までFOMAが参加することが可能になった。これにより、多数の営業マンが外出先からでも会議への参加が可能となるとともに、建設・工事業界等では複数の作業現場の映像を使い同時に会議を実施することも可能となった。
今後の展開
今回の機能拡張により、外出先の携帯電話やFWを越えてTV会議参加が可能となった。今後は単なるTV会議利用としてだけではなく、社内外のコラボレーションツールとして映像コミュニケーションが活用できるように市場の拡大に努めていく。
NEWS(2006年9月)
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