新構想「RFID 2.0」を共同発表
~SOAに基づくRFID利活用システムの共通基盤作りを提唱~日本HP/日本BEAシステムズ
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)と日本BEAシステムズは、企業がITシステムにRFID(ICタグ)を組み込み、利用するための新たなアーキテクチャ「RFID 2.0」の構想を表明し、共同で展開していくことを発表した。
2006年に入り、日本市場においてもRFIDの利活用が急速に進んでいる。特に大手の流通業や製造業などを中心に、より確実でリアルタイムな商品情報の把握や製造管理のために、事業単位でRFIDを導入するケースが増えている。RFID 2.0は、このトレンドを踏まえ、さらに一歩進んで企業全体/企業間でのRFIDの活用を提案する新構想である。例えば、RFIDの利活用ネットワークの国際標準規格である「EP Cglobal Network」を活用したオープンなRFID利活用基盤のアーキテクチャを開発し、RFIDを介したリアルタイムな情報管理の仕組みと、業務を支えるIT基盤全体の連携モデルを実際にどのように構築するかを提案する。
日本HPと日本BEAは、RFID 2.0がSOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づくITシステムとして実装されることを想定し、その設計・実装のためのアーキテクチャの検討・策定において協業、展開していく。なお今回の協業は、BEAのEPCglobal国際標準への対応において世界の最先端を走るRFIDソリューションソフトウェアのアーキテクチャと、日本HPのRFIDシステム構築ビジネスにおける豊富な経験を融合させて、日本市場向けのさらに高次元なRFIDソリューションの発展を目指していく取組みである。
お問い合わせ先
日本HPTEL:03-6416-6660 日本BEAシステムズ
TEL:03-5545-8440
NEWS(2006年10月)
NTTグループ関連
- BCP(事業継続計画)に対するソリューションビジネスの推進強化(NTT西日本)
- 動態管理システム「MobilityLIVE®」がGPS携帯電話にも対応!(NTTソフトウェア)
- 「NTT SOFT Solution Fair 2006」開催(NTTソフトウェア)
- 屋上サツマイモ栽培によるヒートアイランド対策効果の実証実験(NTT都市開発・NTTファシリティーズ)
- 漏水リスク回避を可能とする情報通信装置向け冷却システム(NTTファシリティーズ)
- FAQを活用した顧客応対支援システム「MatchPhone」を発売(NTTアドバンステクノロジ)
- 多地点Web会議サービス「MeetingPlaza」にお得な使い放題プラン(NTTアイティ)
SIer・ベンダ
- 日本オラクル、ネットアップと仮想化技術を活用した「Mw Pool」の開発で協業(CTC)
- 1,200人規模の開発体制を構築してNGN事業を強化(沖電気)
- 「Sybase Adaptive Server Enterprise 15」の出荷を開始(サイベース)
- アクティブ型では国内初のPCカード型RFIDリーダ「SPIDER V PCカードリーダ」(ネクストコム)
- SOAに基づくRFID利活用システムの共通基盤作りを提唱(日本HP/日本BEAシステムズ)
- NGN向けソフトウェア、サービスベンダーのEmergent Network Solutionsを買収(ストラタステクノロジー)