イージェネラは、最新のクアッドコア・インテルXEONプロセッサ5350（インテル・コードネームClovertown）を使用した２種類の２ソケットのプロセシング・ブレード（pBlade）・モジュールを新しく自社の製品ラインに加えたことを発表した。

新pBladeは、インテル・アーキテクチャの2ソケット・クアッド・コア・プロセッサにより高性能を実現し、1,333MHzのフロント・サイド・バスと667MHz動作のフル・バッファード・メモリを備えている。クアッドコア・インテルXEONプロセッサ5350により8コア分の処理性能を、従来の2コア、4コアのインテル・プロセッサを使用したpBladeと同等の価格での提供を実現。今まで4ソケット・デュアルコア・プロセッサの処理性能を必要としていたユーザーは、この新しい2ソケットのブレードにより同等の性能を手に入れることができる。また新pBladeは、CPU仮想化をシリコン・レベルで実現するインテル・バーチャライゼーション・テクノロジー（VT）をサポートしている。

新pBladeは、２つの2.66GHz動作のインテルEM64T XEONプロセッサを備えており、16GBおよび32GBのメモリ構成が選択可能。販売は、2007年第1四半期（2007年１～３月期）から（米国においては一部のベータテスト用のユニットが2006年11月末までに出荷される）。サポートされるOSは、マイクロソフトWindows 2003、Red HatエンタープライズLinux 3および4、SuSE Linuxエンタープライズ・サーバ9、SUN Solaris 10。