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映像配信ソフトウエア「MediaOrchestra/Live」に高精細なハイビジョン映像(MPEG-2 HD)のライブ配信を追加

-インターネット画質からハイビジョン画質まで幅広いライブ映像配信を手軽な操作で実現-

NTTアイティ

NTTアイティは、Webブラウザの手軽な操作でライブ映像の入力/配信をサポートする映像配信ソフトウエア「MediaOrchestra/Live (メディアオーケストラ/ライブ)」に、高精細なハイビジョン映像(MPEG-2 HD)のライブ配信を追加、昨年12月から販売を開始した。

図1 MediaOrchestra/Liveシステム構成
図1 MediaOrchestra/Liveシステム構成

「MediaOrchestra/Live」では、従来からPC視聴を対象としたWindows Media形式による配信、大画面ディスプレイやプロジェクターによる視聴を対象としたテレビ標準画質相当(MPEG-2 SD/MPEG-4)の配信を行ってきた。今回、映像入力用のソフトウエアが、より高精細なハイビジョン・ライブ映像の入力を新たにサポートすることにより、インターネット画質からハイビジョン画質まで幅広いライブ映像配信に対応が可能となった。

「MediaOrchestra/Live」は、ライブ映像配信の終了直後から配信済み映像を自動的にVOD(ビデオ・オン・デマンド)として公開する機能を備えている。また、マルチキャスト配信にも対応しており、PC向け映像からハイビジョン高画質映像まであらゆる映像配信シーンに対応が可能。

MediaOrchestra/Live 配信対応表
  ライブ映像リアルタイム配信 オンデマンド配信
マルチキャスト ユニキャスト
MPEG-2 HD ○(今回対応) ○(今回対応)
MPEG-2 SD
MPEG-4
Windows Media形式
価格表
配信種別 ソフトウエア標準価格(税抜き)
MPEG-2 HD/MPEG-2 SD 配信(今回追加) 200万円~
MPEG-2 SD/MPEG-4 配信 150万円~
Windows Media形式配信 145万円~

新機能について

「MediaOrchestra/Live」は、ハードウエアエンコーダによりMPEGに符号化されたライブ映像データを映像配信サーバに送出する「入力端末ソフト」と、映像配信を行う「MPEG配信サーバソフト」、映像コンテンツや機器構成、ネットワーク構成等を管理する「管理サーバソフト」により構成されている。従来「入力端末ソフト」はハードウエアエンコーダボードとして、MPEG-2 SD / MPEG-4用ボードをサポートしていたが、今回新たにMPEG-2 HDフォーマットにリアルタイムエンコードするPCIエンコーダボードをサポートすることにより、ハイビジョン映像のリアルタイム配信を可能にした。

サービス適用例

イベント配信:
コンサート、スポーツ、講演会、展示会など
社内配信:
幹部講話、集合研修、広報・製品紹介(デモコーナー、受付)など
学内配信:
遠隔講義など
病院:
手術映像配信など

お問い合わせ先

NTTアイティ株式会社
映像コミュニケーション事業部
担当:福寿(ふくじ)、矢崎、高橋
TEL:045-651-7548
E-mail:info@mediaorchestra.com
製品ホームページ:
http://www.mediaorchestra.com/

NEWS(2007年1月)

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