OSDLとFSGが合併して新「The Linux Foundation」として活動を開始
The Linux Foundation
Linuxの発展に取り組む主要なコンソーシアムであるOSDL(Open Source Development Labs)とFSG(Free Standards Group)は、両者の組織を統合し、新たに「The Linux Foundation」を設立することに合意した。
新しいThe Linux Foundationの創設プラチナメンバーは、富士通、日立、HP、IBM、Intel、NEC、Novell、並びにOracleで、FSGにおいてエクゼクティブ・ディレクタを務めていたJim Zemlin氏がThe Linux Foundationの代表となる。この他、Red Hatを含むLinux業界のあらゆる主要企業、多数の開発コミュニティのグループ、大学、並びにエンドユーザー企業がThe Linux Foundationのメンバーとなっている。
Jim Zemlin氏は、「コンピュータの世界は、2つのプラットフォームが優位を占める時代に突入しています。それは、LinuxとWindowsです。Windowsでは、一社で何事も決められるために、一貫性の良さがあります。これに対してLinuxでは、選択の自由、カスタマイゼーション、フレキシビィティが保障され、ベンダーロックインの心配が無いのです。The Linux Foundationは、幅広い企業並びにLinuxエコシステムを支持する団体や支援者を組織することにより、Linuxの普及を促進し、保護し、標準化に取り組むことで、Linuxの次のステージへの成長を加速する働きを行います」と語っている。
なおThe Linux Foundationは、Linux開発者のLinus Torvalds氏の支援を継続して行っていく。
お問い合わせ先
The Linux FoundationTEL:03-3460-5491
NEWS(2007年3月)
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