業界初のNGN対応セッションボーダーコントローラー「CenterStage NX3200」を開発
OKI
OKIは、NGN対応では業界初となる、異なる事業者のIMS(IP Multimedia Subsystem)網間の端末間の通信を可能にするセッションボーダーコントローラー「CenterStage(センターステージ)NX3200」を開発し、販売を開始した。
今後、通信事業者によって構築されるNGNでは、現在の数千万人という電話加入者に向けて、電話(音声)だけでなく映像やデータを用いた様々なサービスが同時に提供されることになる。加入者がユビキタス環境でこれらのサービスを利用するには、異なる事業者が有するIPネットワーク間での相互接続が不可欠である。そのため、通信事業者間の相互接続を行う装置であるセッションボーダーコントローラーが必要だが、これまで、このような環境に対応したキャリアグレードの製品は発表されていなかった。それは、開発に際して、IPv4-IPv6間といった異なるIP環境での大容量トラヒックの高速処理や、上位サービス間での柔軟な相互接続の実現といったことが課題となっていたからである。
OKIは、同社が開発したミドルウェア「CenterStage HAPF」を用いて、高可用性を確保した上で、独自ノウハウにより高速処理の課題を克服。また、ATCAプラットフォームおよびネットワークプロセッサ技術を用いて、上位サービスの相互接続への柔軟な対応性を実現。これにより、NGNにおける事業者間の相互接続に必要な要件を備えたCenterStage NX3200を開発した。
NEWS(2007年5月)
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