NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

内部統制対策の監査機能強化と導入後のシステム拡張を容易に実現
4つのモデル化を図ったアイデンティティ管理ソリューション
「CSLGuard®&ACTCenter®」の新バージョンリリース

-7月より販売開始-

NTTソフトウェア

NTTソフトウェアは、現在提供中のシングルサインオン認証システム「CSLGuard®(コンソールガード)」とアカウント管理システム「ACTCenter®(アクトセンター)」に内部統制に配慮した新たな機能等を追加した新バージョンを開発、企業価値向上へとつながる「アイデンティティ管理ソリューション」として、2007年7月より販売を開始する。

「CSLGuard®&ACTCenter®」は、すでに金融、官公庁、大学、製造などに100システムを超える導入実績の他、米国版SOX法対応の導入実績もあることから、企業の認証基盤として信頼性があり安心して導入できる製品である。

今回開発した新バージョンでは、内部統制対策強化に向けた機能追加を行うとともに、数多くの導入実績をもとに、短期間の導入、コストを抑えた構築を実現する4つの「導入モデル」を取り入れるなど、製品競争力の一層の強化を図った。

内部統制対策強化

◆アクセス監査ログの充実・一元化

内部統制対策強化では、システム監査をより確実に行えるようにシングルサインオンによる各業務システムへのアクセス状況を記録する監査ログの充実・一元化を図った。また、各業務システムのアカウント削除漏れなどを検知し、自動削除するなど内部統制の徹底を図る監査機能を提供する。

◆導入後の運用やシステム拡張を容易に実現

最近の調査によると、内部統制への対応は統制環境の実現のみに目がいき、コスト効果が見えにくいと言われているが、本製品は、複数システムのアカウント情報の一元管理、スケジュール機能によるアカウントの追加・更新・パスワード変更の自動化、統一した認証環境へ業務アプリケーションを統合できるインターフェースの提供など、導入後の運用やシステム拡張を容易にし、統制環境と運用効率化を同時に実現する。

4つの導入モデル

数多くの導入実績をもとに、短期間の導入、コストを抑えた構築を実現する4つの「導入モデル」を取り入れている。

①内部統制エントリーモデル(CSLGuardを利用)

内部統制対応の初期導入として、シングルサインオンとアクセス制御、監査ログ管理を実現。クライアントサーバなどレガシー環境へも対応。

②内部統制統合モデル(CSLGuardとACTCenterを統合利用)

シングルサインオンに加え、各業務システムのアカウント管理を組み合わせ、内部統制の実現やSOX法対応に向けて統合された認証基盤を実現。

③金融 特権アカウント管理モデル(ACTCenterを利用)

システム運用の内部統制対策として、システムメンテナンス時など、サーバメンテナンス者に対して必要な作業期間のみ特権ID/パスワードの払い出し・監査を実現。

④大学 サーバアカウント統合モデル(ACTCenterを利用)

学内に多数存在するサーバのユーザアカウントの集中管理を行い、運用者の負担を軽減、学生のアカウントの統一により利便性を向上。

また、今回のバージョンでは、ユビキタス環境向けに携帯電話からのシングルサインオン認証への対応や、あらゆる業務アプリケーションのアカウント管理に対して汎用的なエージェントを提供し、業務アプリケーション側に手を入れずに、安価で簡易的な導入が行える。さらに、NTTソフトウェアが昨年11月に販売を開始した、企業間・サービス間認証連携製品「TrustBind/ Federation Manager(トラストバインド/フェデレーションマネージャ)」との連携も可能である。

販売体制については、顧客ニーズに合った、市場競争に対抗できる提案等を行うため、今回の「導入モデル」や、内部統制対策向けの強化を切り口に、SIパートナーが容易に当製品を提案できるようにするなど、販売体制の強化を図る。


表

アイデンティティ管理ソリューションの特長

1つのID/パスワードで利用可能なアプリケーションすべての認証を行うシングルサインオン認証システム「CSLGuard®」と、業務システムアカウント(ID)の一元管理を行えるアカウント管理システム「ACTCenter®」により、利用者の利便性向上と、運用管理者の管理負担や管理コストの削減を実現。

◆「CSLGuard®」:

Windowsのログイン認証からWeb系、クライアントサーバ系など多様なシステムのトータルなシングルサインオン認証を提供。全てのリソース(サーバ、アプリケーション、コンテンツ等)に対して属性情報でのアクセス制御が可能。また、アクセスログの一元取得により内部監査にも対応。

◆「ACTCenter®」:

複数の業務システムのアカウント(ID)およびアクセス権限を一元管理し、大量の人事異動や、新入社員・新入生などのアカウント情報の追加・更新を事前にスケジュール設定しておくことで、タイムリーな運用と処理漏れによるセキュリティホールの発生を防止。

アイデンティティ管理ソリューション製品概要

■製品名称:アイデンティティ管理ソリューション

  • 「CSLGuard®」:シングルサインオン認証システム
  • 「ACTCenter®」:アカウント管理システム

■販売対象:官公庁、金融、通信、大学、製造、流通、医療等

■販売参考価格:内部統制エントリーモデル

1000ユーザ 1000万~(パッケージ、SI含む)

  • ※個別相談になる。
    ※CSLGuard、ACTCenterは、NTTソフトウェア株式会社の登録商標です。

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
第二営業部 ソリューション営業部門
担当:小牧/山口
TEL:03-5782-7261
E-mail:tssol@cs.ntts.co.jp

NEWS(2007年6月)

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