「ソーシャルネットワーキングサービス利用実態」調査結果
NTTレゾナント
インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を共同で提供するNTTレゾナント株式会社と株式会社三菱総合研究所が、「gooリサーチ」登録モニターを対象に「ソーシャルネットワーキングサービス(以下SNS)の利用実態」に関する調査を平成18年12月26日~平成18年12月29日に実施した。
有効回答者数2,186名のうち、SNS利用者は約3割を占めており、利用者の約半数がPC、携帯電話の両方から参加可能なSNSに登録している。また、携帯電話からのみ利用可能なSNS利用者は8.4%と1割未満に留まったが、現在PCからのみ利用可能なSNS利用者の携帯電話での今後の利用意向者は約2割を占めている。
また、利用者の約6割が週4日以上アクセスし、利用頻度が高いことが分かった。利用頻度は半年前と比較し、4割以上が変化はないと回答している一方で、3割以上が増加しており、全体的に利用頻度が高まっていることが分かる。
今後、提供事業者側は、場所、時間を選ばない携帯電話の強みを活かし、SNSサイト全体の機能拡充を図ることで、シームレスかつ高機能なSNSが利用できる環境の充実がユーザ側より求められていることがうかがえた。
利用者は約3割で頻度はやや増加
SNS利用者は全体の約3割を占めており、週4日~5日利用する人が14.6%、ほぼ毎日利用する人が45.9%と両者あわせて約6割が週4日以上利用し、比較的高いアクセス頻度を示す結果となった。また、半年前と比較して利用頻度の変化について尋ねたところ、減ったと回答した人が25.6%、あまり変わらなかったと回答した人が42.7%、増えたと回答した人が31.8%を占めており、全体的に利用頻度がやや増加傾向にあることを示す結果となった。
利用目的は日記を書くこと
SNS利用者の約半数が利用目的として、日記を書くことが上位に挙げられた。また、過半数がサイトの機能に満足しており、満足している主な機能として「コミュニティに参加できる(61.6%)」が最も多く、次いで「日記を公開できる(57.1%)」と続く。さらに今後、SNSサイトに求められる機能として、「家族、友人、同僚等もっときめ細かいアクセス制御ができる機能(33.7%)」、「会員登録時に本人確認を実施する信頼できるSNS(21.1%)」など、セキュリティやより細かなアクセス制御機能、「文章だけでなく、音声や映像での投稿ができる機能(22.1%)」など、日記等の作成に利用可能なより高度な機能がニーズとして挙げられた。
PC利用者の約2割が携帯電話からの利用も希望
PCからのみSNSを利用している人に、携帯電話から参加できるSNSに対する今後の利用意向について尋ねたところ、約2割が利用意向を示した。利用したい最大の理由として、場所時間を選ばないからとする意見が最も多く、どこでも手軽に利用できる利便性への期待がうかがえる結果となった。また、年齢別に見ると10代、20代の6割前後がPC、携帯電話両方から利用可能なSNSサイトへ登録しており、他の年齢層と比較して相対的に高い傾向にある。
アクセス制御機能などに期待
SNSに今後求められる機能として、「家族、友人、同僚等もっときめ細かいアクセス制御ができる機能(33.7%)」、「文章だけでなく、音声や映像での投稿ができる機能(22.1%)」、「会員登録時に本人確認を実施する信頼できるSNS(21.1%)」が挙げられた。
NEWS(2007年6月)
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