イージェネラは、次世代データセンター構築に向けたNTTデータ先端技術との戦略的提携を発表した。両社は今後NTTデータ先端技術が持つテクニカルコンサルティング、システムインテグレーション能力と、イージェネラが持つデータセンター仮想化技術を生かしたシステム構築において協業していく。

同提携に際し、NTTデータ先端技術とイージェネラは代理店契約を締結した。NTT データ先端技術は、本契約に基づき、イージェネラ製品を自社のシステムインテグレーション事業において活用していく。一方イージェネラは、製品およびサポート、サービスの提供を通じ、同社のデータセンター仮想化技術がNTTデータ先端技術におけるシステムインテグレーション事業展開に寄与するよう支援していく。

イージェネラの代表取締役社長の大木稔氏は、今回の提携について次のように語っている。

「当社の製品は従来から主に金融分野においてその先進的仮想化技術を認めていただき、大規模ミッションクリティカル分野を中心にご利用をいただいておりますが、本提携によって生まれるNTT データ先端技術様の技術力と弊社のデータセンター仮想化技術のシナジーにより通信、公共、製造といった分野にもその利用が広まること、およびその中でNTT データ先端技術様のビジネス推進のお役に立てることを期待しております。」

今後両社は、同提携の下、初年度（2007年度）中に５システムの受注を目指していく。