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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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自動バックアップ機能を搭載したオールインワンアプライアンス「コリドラボックス」を発売

NTTデータ先端技術

NTTデータ先端技術は、本年7月初旬、高機能オールインワンアプライアンスの第一弾製品「コリドラボックス SS」の出荷を開始した。

コリドラボックスの特長

コリドラボックスSS
コリドラボックスSS

コリドラボックスは、NTTデータ先端技術が培ってきたシステム基盤における技術力とノウハウを駆使し、ソフト・ハードの選定・開発・検証を行い、アプライアンスとして製品化した高機能なオールインワンサーバ。コリドラボックス1台の中には、ファイルサーバ、メールサーバ、Webサーバ、グループウェア、ブロードバンドルータといった、オフィスに必要な機能をすべて搭載、各機能はアカウント管理のコンポーネントを共用することで緊密に連携しており、高機能なITサーバとして活用できる。また、標準搭載された操作性の高いWebインタフェースや、15分に1回の自動バックアップ機能などが標準搭載されており、ユーザーの効率的なIT活用を支援する。

コリドラボックスの基盤ソフトは、加Net Integration Technologies社 のLinuxベースの自律型OS「Nitix(ニティックス)」を採用している。Nitixは、北米を中心に全世界で13,000以上の導入実績があるオールインワンサーバ用OSである。日本国内におけるNitix製品の販売は、今回のNTTデータ先端技術によるコリドラボックスへの採用が初めて。NTTデータ先端技術では、Net Integration Technologies社と共同でNitixの日本語版開発を行い、Nitix製品の国内総代理店契約を締結している。

コリドラボックスは、大手企業の部門サーバ、サテライトオフィス等のサーバとしての活用や、国内企業の99%にあたる中小企業のオフィスのIT化の促進を目的としている。このため、オープンソース技術の活用や高い操作性の実現によって、導入・運用コストを最小限に抑え、スムーズな導入を可能にしている。

コリドラボックスは、規模や用途別に仕様の異なる4モデル(コリドラボックスSS/S/M/LQ)の製品ラインナップを計画しており、第一弾製品「コリドラボックス SS」を7月初旬から出荷開始している。

製品ラインナップ

・コリドラボックス SS

  • ハードウェア:VIA C3 1GHz、 RAM 1GB、HD80GB×1、LAN×3、FANレス
  • ソフトウェア:Nitix 20 ユーザー
  • 1年保証/1年ソフトウェアアシュアランス(SA)

・コリドラボックス S

  • ハードウェア:IBM System x 3200
  • ソフトウェア:Nitix/Corydora Office20ユーザー
  • 3年保証/3年SA

・コリドラボックス M

  • ハードウェア:IBM System x 3200
  • ソフトウェア:Nitix/Corydora Office50ユーザー
  • 3年保証/3年SA

・コリドラボックス LQ

  • ハードウェア:IBM System x 3250
  • ソフトウェア:Nitix/Corydora Office100ユーザー
  • 3年保証/3年SA

NTTデータ先端技術は、今後3年間で10億円のコリドラボックスの国内販売を目指している。なお、コリドラボックスは、NTTデータ先端技術のコリドラボックス販売パートナー(㈱イグアス、NTTデータセキスイシステムズ㈱)から購入可能である。

お問い合わせ先

NTTコムウェア株式会社
NTTデータ先端技術株式会社
オープンソース事業部
アプリケーションビジネスユニット
TEL:03-3534-4812
E-Mail: ossapp-info@intellilink.co.jp

NEWS(2007年8月)

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