日本ストラタステクノロジーは、業界初となるクアッドコア インテル Xeon プロセッサを搭載したフォールト・トレラント無停止型サーバの新製品、ストラタス「ftServer 6200システム」の販売を開始した。

ftServer 6200システムは、クアッドコア インテル Xeonプロセッサを２基搭載した8コアのCPUや、より高速なI/Oと高速な内蔵ディスクの採用により、従来のftServerに比べ飛躍的に高速な処理能力を発揮することを実現した（同社従来のハイエンド機の約３倍のCPU処理性能）。また同製品は、NECと米国ストラタステクノロジー本社が2005年11月に提携の強化を発表してから市場に提供する共同開発製品の第１号機である。

ftServer6200システムは、第4世代無停止型サーバシリーズのハイエンドモデルとなる製品である。ミッドレンジ、ローエンドモデルに関しても2007年第3四半期中に出荷を予定している。オペレーティングシステムとしては、Windows Server 2003 Enterprise Edition R2をサポートし、2007年第3四半期中にはRed Hat Enterprise Linux AS v.4のサポートを開始する。

ftServer6200システムの特長は以下のとおり。

◆従来から定評のあったftServerの高い操作性、保守性を継承

◆クアッドコア インテル Xeon プロセッサを採用することで、従来の上位機（ftServer 5700シリーズ）の約３倍の処理能力を発揮

◆市販のWindows、Red Hat、対応アプリケーションをそのまま導入が可能。クラスタ等のミドルウェアを必要としないので、短期間で信頼性の高いシステム構築が可能