NTTアドバンステクノロジは、ひかり電話およびモバイルセントレックスに対応し、中小規模の企業においても低コストで導入しやすい、オールインワンIP-PBX「Pheasant（フェザント）」を2007年８月より販売開始した。

「Pheasant」は、IP電話で内線電話網を実現するためのIP-PBXであるが、一般の加入電話回線へ接続できるPSTNゲートウェイ機能も備えており、通常IP電話では掛けられない番号への発信が可能である。また、バックアップや保守サービスセンタから故障診断や復旧作業をリモートで行うことができるため、万が一の故障の際も安心して利用できる。さらに、内線電話機としてNTTドコモのFOMA／無線LANデュアル端末「N902iL」の利用ができる、モバイルセントレックスに対応している。

内線電話網をIP化することで、グループウェアやCTI等の業務アプリケーションとの連携が容易になる。「Pheasant」を活用し、フルIP-PBX環境を実現させることも、既存のPBXと併用することも可能である。お客様の業務内容、環境にあったネットワークを柔軟に構築することができる。

Pheasantの特長

1．ひかり電話への対応

ひかり電話ビジネスタイプの動作確認済み。今後、オフィスタイプに順次対応予定。

2．低コスト

同時20通話、電話機50台収容可能（最大）で、消費税込み35万円以下の低価格。

3．高信頼性

外線にPSTNゲートウェイ機能を備え、IP電話サービス故障時のバックアップやIP電話サービスでは掛けられない通話先への発信等が可能。

4．モバイルセントレックス対応

内線電話機として、NTTドコモのFOMA／無線LANデュアル端末「N902iL」の利用が可能（動作確認済）。

5．リモート保守サービス

故障時に保守サービスセンタからリモートで故障診断や復旧作業を行うことが可能。

6．レガシー系PBXとの連携

既存のPBXを利用しながら、「Pheasant」を追加することにより、ひかり電話への接続やモバイルセントレックス機能への拡張が可能。

7．容易な運用管理

WebブラウザによるGUI画面での設定が可能。従来機器と同様に、専門技術者でなくとも、ユーザによる設定変更が容易に可能。

標準販売価格

325,000円（消費税込341,250円）