「システム」の提供から「変革」の実現へ
-NTTデータのビジネスソリューション-
IT基盤+先進アプリケーションでお客さまのビジネスを考える
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3年前に一つの論文が波紋をよんだ。『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー』誌2004年3月号に掲載されたニコラスG. カー氏の「もはやITに戦略的価値はない」(原題:IT doesn’t matter)
その要旨は『ITは、その能力が向上し、ユビキタス性が強まるにつれ、皮肉にも、その戦略的重要性は薄れつつある。歴史が示すとおり、ITも鉄道や電力と同じくつまるところ、インフラ技術でしかなく、いまやコモディティ化しつつある。』
(DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2004年3月号より)
あれから3年が経過し、日本のIT業界はどうなったのか。
経済産業省が発表した調査では、企業のITに対する投資は、レガシーシステムが減少する一方で、戦略性の高い新規システムへの投資は着実に伸びている。
またITコストの削減以上に、企業にとっては、技術革新への対応が重要となっていることがIDCの調査からも分かる。
これらから、企業はコモディティ化されたITのコストを削減する一方で、先端的な技術革新には対応できるよう投資する、という2つの潮流が伺えよう。
このような潮流の中で、NTTデータは、「システム」を売る企業から「変革」を売る企業への転身を掲げる。
そして、同社の中でもインフラからアプリまで様々なソリューションを展開するビジネスソリューション事業本部の変革は、IT活用によるお客さまのビジネスバリュー最大化に向け、新たな価値や最適な提供方法を創出することにあるという。そこから生まれるソリューションやサービスは、IT業界全体のみならず、社会へのインパクトにもなりうるだろう。
今回は、ビジネスソリューション事業本部が顧客や市場に提供する変革を特集してみたい。
ビジネスソリューション事業本部が実現する変革
モバイル&ICメディア
企業と消費者の顧客接点から考え、端末起点の発想で市場と社会に変革を提案するサービスインテグレーター
消費者の購買スタイルを変革し、企業の顧客基盤とモバイル・ICメディアの融合で新たなサービスを創造
供給者側の論理でなく、お客さまの目線に立った安心と利便性を両立するサービスを実現
CRM
消費者主導の時代に、“お客さま視点経営”を画餅にしない実践パートナーとして企業の顧客最前線を変革
お客さま視点経営実践のパートナーとして、顧客接点を担うコンタクトセンタをBPR×IT×アウトソーシングで変革
顧客になりかわりビジネスを構築し、申込から販売まで幅広いフルアウトソーシングで変革を支援
ネットワーク
ネットワークはビジネスや社員のワークスタイルを変える“通信インフラ”から“ビジネスインフラ”へ
世の中の価値観が多様化する中、顧客ニーズに的確かつ迅速に対応できる社員のワークスタイル変革を実現
安価で手間いらず、迅速なサービス提供で、多拠点分散型ビジネスの競争力強化と変革を支援
データセンタ
従来の“データセンタ”から“サービスインテグレーションの共通基盤”となって、顧客のコアビジネスを支援
企業経営の複雑さが増す中、様々な脅威からビジネスを守り、「攻め」の経営の加速化を支援
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