JIECは、内部統制対応に必要となるログの収集、保管、分析機能を「SenSage Enterprise Security Analytics」（開発元：米国SenSage社、日本総代理店：東京エレクトロン デバイス）を採用したSaaS型ログ統合・証跡管理サービス「Log Shelter」として2008年４月より提供を開始する。

2008年度４月から対応が必要となる日本版SOX法（金融商品取引法）や情報漏洩、セキュリティなどの内部統制要求への対応が急務となっている。2007年３月30日に経済産業省より公表された財務報告に係るIT統制ガイダンスでは、システム運用・管理面においてログの採取と保管を要求している。ログは「正しいデータを提供できていること」、「アプリケーションが正しく動作していること」、「不正な処理や改ざんを検出できること」など、情報システムの信頼性を保障する重要な証左となるものだが、早急に求められている内部統制対応の中で、日々大量に発生する多種多様なログを統合し管理する仕組みを迅速かつ低コストで構築するのは非常に困難な状況となっている。

JIECは、内部統制対応の基本であるログの取得、保管、分析機能を月額従量制のSaaS型ログ統合・証跡管理サービス「Log Shelter」として提供する。これにより「自社でログ管理システムを新たに構築する予算がない」、または「ログ管理システムを導入する時間がない」といった場合でも、初期投資を抑えた迅速なログ活用が可能となる。