国内初「Arcstar IP-VPN」IPv6接続トライアル提供を開始
-トライアルに参加するモニター企業を募集-NTTコミュニケーションズ
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、企業向け通信ネットワークサービス「Arcstar IP-VPN」において、IPv6への対応を平成20年度より開始する予定であるが、これに先駆け、国内初となるIP-VPNサービスのIPv6接続トライアル提供を本年9月18日より開始した。また、同時に本トライアルに参加するモニター企業を募集している。
IPv6は、現在広く用いられているインターネットプロトコルIPバージョン4(IPv4)の次世代版(バージョン6)となる通信プロトコル。豊富なアドレス空間を持つため、枯渇が心配されているIPv4に代わる次世代インターネットプロトコルとして期待されているほか、セキュリティ機能の標準実装や、アドレス潤沢性などのIPv6の特徴を活かした新しいアプリケーション開発や利用形態の可能性に注目が集まっている。
IPv6接続トライアル ネットワーク概要
トライアル概要
①提供条件
- 接続形式:IPv6ネイティブ接続(図参照)
- 提供メニュー:イーサタイプ NTTCom光アクセス利用型 1Mbps
- 提供VPN数:1契約者あたり1VPN
- 提供回線数:1VPNあたり最大5回線
②募集対象
- 日本国内の法人ユーザー
- トライアル参加モニターとして、NTT Com指定のアンケートなどに回答可能な法人ユーザー
③実施規模
NTT Comにて選考を行い、数社程度の企業の参加を予定している。
④参加申込み方法
- NTT Com営業担当者経由の応募
- 統合VPNフリーダイヤル(0120-105-100)
⑤募集期間
平成19年9月18日(火)~同年12月20日(木)予定
⑥トライアル実施期間
平成19年9月18日(木)~平成20年8月31日(日)
⑦トライアル参加料金
50万円(税別)
※その他、契約料及び回線工事費が別途必要
今後の予定
今回のトライアルの結果と現在の「Arcstar IP-VPN」の提供実績を活かし、平成20年度よりIPv4/v6両方のプロトコルに対応したデュアルスタックIPv6接続サービスの商用化を予定している。デュアルスタックは、Pv4ネットワークとIPv6ネットワークを1本の回線で共存利用できる形式。それぞれを論理的に別のネットワークとして構成するので、IPv4とIPv6とをシームレスに利用できる。
お問い合わせ先
NTTコミュニケーションズ株式会社「統合VPN」ソリューション
フリーダイヤル 0120-105-100
NEWS(2007年10月)
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