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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

声の高さを変えずに、話すスピードだけを変更Windows用「話速工房Player」の販売開始

NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジは、音声や動画ファイルの声の高さを変えずに、話すスピードだけを変更して再生するWindows用メディアファイルプレイヤー「話速工房Player」のオンライン販売を2007年9月より開始した。

ニュース番組を1.5倍速で早聞きしたり、語学番組をゆっくり再生して聞き取り練習に利用したりするだけではなく、早口の音声が聞き取り難くなった高齢者が聞き取りやすい速度へ手軽に調整して動画を楽しむことなどにも利用できる。


NTT-ATはこれまで、音声処理技術に関する研究開発のノウハウを活かし、声の高さを変えず、発声者の特徴を残したまま話速を変更するライブラリ「話速工房」を提供し、好評いただいている。

今回販売を開始した「話速工房Player」は音声データの声の高さを変えずに、再生スピードのみを変更して再生でき、WAVやMP3といった音声ファイルのみだけではなく、AVIやWMVといった動画ファイルにも対応している。

また、音声のみを抜き出し、別ファイルとして保存する機能もあるため、NTT-ATの音声分析ソフトウェア「音声工房」を利用して音声の分析をすることもできる。

さらに、ファンクションキーによる操作やPlayerのデザイン(スキン)を変更できるなど、楽しく簡単に利用できる仕様になっている。

製品の主な特徴

(1)音声および動画ファイルに対応

音声ファイル(WAV、MP3等)だけではなく、動画ファイル(AVI、WMV等)を再生することが可能。MPEG用デコーダがインストール済みPCでは、MPEGファイルの再生も可能。

(2)0.2~5倍の速度で再生

声の高さを変えることなく、0.2~5倍の範囲で再生速度を変えることが可能。また、再生途中で速度を変更することもできる。

(3)音声保存機能

音声ファイルや、動画ファイルに含まれる音声データをPCMデータに変換し、WAVファイルとして保存することができる。保存時に再生速度を変更することも可能。また、保存途中に早送りや巻戻しなどの操作も可能で、再生したまま保存することもできる。

(4)Fキーによる操作が可能

ファンクション(F)キーによって再生・一時停止などの操作が可能。別アプリケーション使用中に、「話速工房Player」をFキーで操作することもできる。

(5)デザインをカスタマイズ可能

同梱されているスキンファイルでデザインを変更可能。機能重視のもの、親しみやすいものなど数種類を用意。

動作環境

  • OS:Microsoft Windows XP/Vista
  • CPU:Pentium4 1GHz以上を推奨(動画ファイル再生には、より高スペックを推奨)

対応ファイル形式

MP3,WAV,WMA,ASF,AVI,MPEG,WMV

上記ファイル形式でWindows Media Playerが再生可能なファイルで、音声トラックを持つものが対象。

※MPEGの再生には別途デコーダが必要

価格(税込)

・話速工房Player 10,500円

NTT-ATオンラインショップ(http://www.sonosaki-tech.com/)にて販売。

*本記事に記載の製品名は各社の商標または登録商標です。

お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
メディア事業本部
メディアインテグレーション事業ユニット
話速工房担当
TEL:0422-36-9301
E-mail:ssc-support@ntt-at.co.jp

NEWS(2007年11月)

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