MuleSource社と業務提携してオープンソースESB製品「Mule」の販売を開始
オージス総研
オージス総研は、世界で最も成熟度・認知度の高いオープンソースESB(Enterprise Service Bus:エンタープライズサービスバス)を提供している米国MuleSource社と、ESB製品「Mule」に関する販売代理店契約を締結した。
ここ数年のSOA技術の発展によって、異なるアプリケーション間や、レガシーなシステム間の連携がより柔軟に実現できるようになった。ESBとは、そのようなシステム間でメッセージ連携を行う統合型ミドルウェアテクノロジやミドルウェア製品のことを指し、SOAの核となる役割を担っているものである。
オージス総研は、これまでモデリング技術を最大限に活用し、ビジネスとITのギャップを埋める開発手法として「モデルベースSOA」を推進してきた。その核となるのが、変化に柔軟かつ迅速に対応するアーキテクチャの実現であると考えている。今回、販売を開始したMuleは、SOAの本質というべき「疎結合性」や「適応性」を実現するための「拡張性」、「柔軟性」を最大限に備えたESBであり、モデルベースSOAに最適な製品である。
今回のMuleSource社との提携により、モデルベースSOAは、その基盤となるミドルウェア部分がより一層強化され、企業システムの最適化が可能となった。
オージス総研は、今後も、日本およびアジア太平洋地域へのMuleの販売とともに、日本語による有償サポートを提供していく。さらにMuleの拡張機能開発やドキュメントの日本語化を通じて「オープンソースコミュニティへの積極的な貢献を行っていく予定です」と語っている。
お問い合わせ先
オージス総研TEL:03-5440-4771
NEWS(2007年12月)
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